【専門店が徹底解説】トヨタ 新型ハイラックスはカスタムベースにもピッタリのピックアップ! 徹底解説します!
自分らしくトコトン遊べるクルマ。新型ハイラックス
多くの方はハイラックスと聞くと「ハイラックスサーフ」を連想するのではないでしょうか。2017年9月12日、日本で13年ぶりの再販を遂げた新型ハイラックスは、ハイラックスサーフのようなワゴンタイプのSUVとは違う、1ナンバー貨物登録のピックアップトラックです。日本では13年ものあいだ販売がされていなかったハイラックスですが、貨物車の需要が高いタイやオーストラリアではずっと販売が継続されていたモデルです。今回日本でフルモデルチェンジが発表された新型ハイラックスは、2015年5月にタイとオーストラリアで日本に先駆けてフルモデルチェンジが発表され、販売されていた「帰国子女」のようなクルマです。開発担当者であるトヨタ自動車のチーフエンジニア前田氏は『日本国内で9千台保有されているハイラックスオーナーの再販の声に答え、新しいハイラックスを日本の方に届けたい。そして20歳台、30歳台の若い方に選んでもらいたいのはもちろんのこと、クルマでとことん遊んだ団塊の世代の方々に、このクルマを乗ることでさらに豊かな人生にしてほしいという想いがあります』とコメントしています。
新型ハイラックスはピックアップトラックのため1ナンバー貨物登録車です。車検は毎年通さなければなりませんし、先代よりも拡大したボディの全長は5.3メートルにも届き、街中で扱いやすいとは言い切れません。デッキの荷物は雨が降れば濡れますし、後部座席はリクライニング機構も付いていません。このようなクルマは日本ではあまり需要が無く、大きな販売台数を稼げそうにもないことは誰が見ても明確です。しかし、あえてこのクルマを日本市場でトヨタが再販させた理由には、新型ハイラックスの今ではほとんど見なくなったピックアップトラックとしてのスタイルやファッション性を、自分自身を彩る道具として使ってほしいという想いがあるのでしょう。今回はそんな魅力たっぷりの新型ハイラックスを、フレックスなりに詳しく解説してみたいと思います!
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日本仕様には5人乗りのダブルキャブのみ導入
海や山、都会でも映えるエクステリアはピックアップトラックならでは
2004年に国内販売を終了した6代目ハイラックスと比べ、新型ハイラックスのエクステリアは大きく質感を向上させています。大型のコンビネーションヘッドランプやグラマラスなフェンダーラインは、見るたびに所有している喜びを感じさせてくれるようなデザインです。現代の使用用途に合わせ先代よりも拡大したボディサイズは、150プラドよりも30mmほど狭い全幅ですが、全長は約500mmも長いかなり大柄なボディとなっています。タイやオーストラリアでは「スタンダード」「エクストラ」「ダブル」と3つのボディタイプが用意されていますが、日本仕様はこのうちのダブルキャブ(2列4枚ドア)のみの設定。グレード設定は2種類で、ベーシックグレードのXと上級グレードのZ、2種類のみとなります。Zのエクステリアにはオートレベリング機能付きのLEDヘッドライトとLEDフォグランプが標準装備されており、機能や見た目でもXグレードとの差別化が図られています。
上級グレードZに装着される特別装備一覧
トヨタ 新型ハイラックスの車体サイズ
8代目ハイラックス(GUN125系) | |
---|---|
全長 | 5,335mm |
全幅 | 1,855mm |
全高 | 1,820mm |
ホイールベース | 3,085mm |
海外仕様に用意されているボディタイプ
ピックアップトラックながら乗用車のような上質を感じる室内
豊富な収納スペースと、高い位置に配置されたオーディオスペースで使い勝手は良好
フルモデルチェンジをした新型ハイラックスは、インテリアも今風のデザインが与えられています。インパネ廻りはまるで乗用車のようなデザインで、1ナンバー貨物車とは思えないほど上質な仕上がりです。シート素材には2種類のファブリック生地が用意され、グレードによって素材が違いますがどちらも身体の落ち着きが良く座り心地は良好。Zグレードにはタイヤの舵角や車体の傾斜なども表示できるインフォメーションディスプレイがメーター内に装備されていて、オフロード走行時に重宝します。ダブルキャブの後席にシートリクライニング機構はありませんが、座面を持ち上げて汚れたものでもラフに床へ積み込むことができるようになっています。ちなみに、Xグレードでは座面の左右分割ができませんので注意しておきたいポイントですね。Zグレードのシートセンター部にはカップホルダーもあり、クッション性の良いシートとあいまって大人4人でも深く腰掛けて快適に移動することができますよ。
上級グレードZに装着される特別装備一覧
堅牢なラダーフレームと4WDシステムを採用し走破性は抜群
快適性と積載性を両立するダブルウィッシュボーン式×リーフスプリング式サスペンション
1ナンバー貨物車ということもあり、車体の基礎となるフレームには堅牢なラダーフレームが採用されています。このラダーフレームはハイラックス専用に新しく用意された新開発のもので、開発チームが世界中の様々な過酷な道を走り、使用環境を実際に体験しながら開発されたものです。サイドレールの断面を拡大した新開発のフレームは、従来型に比べてさらに安全性と耐久性を向上させています。フロントには独立懸架のダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用し、乗り心地と操縦安定性の向上に貢献。リアのサスペンョンは耐久性が高く重量のある荷物にも対応できるリーフスプリング式が採用されているものの、特別乗り心地が悪いという訳でもありません。リーフスプリング独特の上下に跳ねるような感じはコイルスプリングには無いものなので、乗用車からの乗り換えでは少しだけ違和感を感じることもありますが、慣れてしまえば気になるほどではありませんよ。
動力性能と環境性能を両立したディーゼルエンジンを搭載
日本仕様の新型ハイラックスには2.4L 2GD-FTV型ディーゼルエンジンのみを設定
海外仕様のハイラックスには2.7Lガソリンエンジンの2TR-FE型と4.0L 1GR-FE型が搭載されていますが、日本仕様には2.4L 2GD-FTV型ディーゼルエンジンのみが搭載されています。最高出力は150PSと控えめな数値ですが、2GD-FTV型ディーゼルエンジンの魅力はその圧倒的な最大トルクにあります。400Nm(40.8kg・m)という、ガソリンエンジンでは4.0L相当にも及ぶトルクを1,600~2,000rpmという低い回転数から発生させ、2000kgを超える車重をものともしない非常にトルクフルな加速を見せてくれます。トランスミッションは全車にパートタイム式4WD付きの新開発6速ATが採用されていて、低回転を保ったままグイグイとシフトアップしていく感覚はガソリンエンジンでは味わえないものです。環境性能もとても優れていて、貨物車でありながら150プラドに搭載されている1GD-FTV型と同性能の数値となっています。ディーゼルエンジン独特のエンジンノイズや振動は少し感じるものの、どちらも心地よい程度に抑えられていて不快に感じる場面はまずありません。燃料代も安く燃料消費効率の良いエンジンですから、車格の割に維持費も安く抑えることができますよ。
トヨタ 新型ハイラックスのエンジンスペック
8代目ハイラックス(GUN125系) | |
---|---|
エンジン型式 | 2GD-FTV |
種類 | 直列4気筒インタークーラー付きディーゼルターボ |
排気量 | 2.393L |
燃料 | 軽油 |
最高出力 | 150PS/3,400RPM |
最大トルク | 400Nm/1,600~2,000RPM |
燃料消費効率 | 11.8km/L(JC08) |
燃料タンク容量 | 80L |
Zグレードには自動ブレーキ付きの予防安全装置が標準搭載
単眼カメラ+ミリ波レーダーで自動車や歩行者を検知 さらに車線逸脱も警告
新型ハイラックスは頑丈なラダーフレーム構造のため万が一ぶつかった時にも乗員への被害は最小限で済みます。でも乗員の安全が確保されているとはいえ、誰でもクルマをぶつけたら気持ちの良いものではありませんよね。新型ハイラックスのZグレードには、最新型のクルマらしく先進の予防安全技術が標準搭載されています。単眼カメラとミリ波レーダーを使った「プリクラッシュセーフティシステム」は、歩行者や自動車に接触する可能性があるときに、自動ブレーキにより衝突の回避や被害軽減をサポートしてくれます。「レーンディパーチャーアラート」は、道路上の白線や黄線を単眼カメラで認識し、ドライバーがウインカー操作を行わずに車線をはみ出す可能性がある場合、ブザーとメーター内にあるインフォメーションディスプレイ表示によって警報してくれますよ。このほかにも発進時のペダル踏み間違いを防止する「ドライブスタートコントロール」や、車両の横滑りを制御する「VSC」と「TRC」も装備していて、安全性能もトップクラスです。ちなみに、「プリクラッシュセーフティシステム」や「レーンディパーチャーアラート」などの安全装備は、Xグレードでオプション選択することはできませんのでご注意ください。
上級グレードZに装着される安全装備一覧
TRDからはいち早くカスタムパーツが登場!
往年のハイラックスを彷彿とさせる新型ハイラックス専用キャノピーは12月発売予定
こんなにカッコイイ新型ハイラックスですから、カスタムしてもっとカッコ良くしたいと思ってしまう方も多いでしょう。タイやオーストラリア等で先行発売していたハイラックスは、海外製のカスタムパーツがとても豊富です。しかし、個人で輸入するというのはなかなかハードルが高いですよね。そんな方にオススメなのが、TRD(トヨタ・レーシング・デベロップメント)製のハイラックス専用カスタムパーツです! 特に注目したいTRD製カスタムパーツは、新型ハイラックス専用に設計されたキャノピーです。ピックアップトラックスタイルではなくなってしまいますが、荷台の荷物を雨風から守れますし、ワゴンスタイルが好みの方はぜひ押さえておきたいパーツですよね。他にもスポーティー感がグッとアップするフロントグリルやオーバーフェンダーも販売されていますよ。新型ハイラックスのカスタムは、全国のフレックスでお取り扱いしておりますので、お気軽に各店へご相談ください。
TRD製カスタムパーツ取り付け車の画像ギャラリー
フレックスでは新型ハイラックスの実車を展示中!
新型ハイラックスに乗って自分の人生に彩りを加えよう
国産車で乗用を前提としたピックアップトラックは、現在どのメーカーを探してもこのハイラックス以外にはありません。前モデルのハイラックスオーナーや、このカテゴリーのクルマが発売されるのを心待ちにしていた方には待ちに待った登場というところではないでしょうか。その証拠に、新型ハイラックスは発表してから予想以上の売れ行きになっていて、2017年10月現在に新車注文しても、納車は速くて2018年の5月以降になってしまうとのことです。しかし、フレックスでは早くからこの新型ハイラックスに注目し、発表と同時に新車を各色オーダー済みですよ。新型ハイラックスは既にJEEP千葉北店で実車を展示中です! ノーマルのまま乗るのも良いですが、豊富な海外製カスタムパーツを使ってカッコ良く仕上げるのもオススメな新型ハイラックス。まずは実車を自分の目で見て、新型ハイラックスの魅力に触れてみませんか? ぜひお気軽にJEEP千葉北店にお問い合わせくださいね!
新型ハイラックスのグレード別価格
8代目ハイラックス(GUN125系) | |
---|---|
Z | ¥374万2200(税込) |
X | ¥326万7000(税込) |
新型ハイラックスの画像ギャラリー
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