冬シーズン到来。スタッドレスタイヤやオールシーズンタイヤへの履き替えで注意するべきポイントとは?
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冬の季節がやってきました。降雪や路面凍結が起こる地域に在住のハイエースやランドクルーザーのオーナーの皆さんは、すでに冬支度を済ませましたか? 今回は冬タイヤに履き替えたあとで注意したいポイントをお伝えします。
冬はスタッドレスタイヤなどの冬用タイヤに履き替えましょう
履き替えてしばらくしたら要チェック
ホイールナットの締め付けトルクは指定されています
自動車メーカーは、車種に応じて締め付けトルクを数字で指定しています。正しいトルクで締め付け作業が行われていれば、ホイールはしっかりとハブに固定され、安全に走行することができます。
今回取り上げているハイエースとランクルの締め付けトルクは次の通りです。
ハイエース:100Nm
ランクルプラド:103Nm
ランクル:131Nm(アルミホイール装着車)
ランクル:209Nm(スチールホイール装着車)
ホイールナットが緩んだらどうなる?
ホイールナットが緩んでしまうとどうなるでしょう? ナットはその本数で荷重を受け止めていますが、緩んでしまった場合は通常6分の1であるはずの荷重が増えていくことになります。複数本緩むと、ホイールの取付面がハブの面に対して密着しなくなり、タイヤが正しく回転しなくなります。前輪が緩んだ場合は、ハンドルに振動が出たり、ハンドルを取られたりするようになるでしょう。後輪が緩んだ場合は、キャビンに振動が伝わってきたりしますが、初期段階では分かりづらいかもしれません。
万が一脱落したら重大な事故につながります
どのように確認すればいいのか?
まずは目視でホイールナットが緩みなく正しくはまっているかを見てみましょう。指でナットが回ってしまうような状態であれば、すぐにレンチで増し締めをしましょう。トルクレンチがあればベストですが、無い場合は車載工具を使ってとりあえずしっかりと締め込み、ディーラーやカーショップ、ガソリンスタンドなどで再度見てもらうことをオススメします。
FLEXのお店なら安心
お店でホイールの装着作業を行う場合は、完了時にすべてのホイールナットが規定トルクで締められているかをトルクレンチで確認しています。お車をお渡しする前にトルクの確認をすることで、お客様に安心して乗っていただけます。
ホイールやタイヤの交換はもちろん、走行後のチェックなど、お困りのことがありましたら、FLEXの各店舗にご相談ください。
タイヤの保管方法にも注意が必要です
外したタイヤを保管するときにも注意が必要です。タイヤはゴム製品のため、紫外線に当たり続けると劣化していきます。車に装着して走っていれば、ゴムの中に含まれている油分などが適度に染み出すことで劣化を防ぐことができますが、外した状態ではゴムに動きがないために保護成分も出てこないことになります。保管時には、カバーを掛けるか屋内に入れることで直射日光を避けるのが望ましいでしょう。また、温度変化の大きくない場所、濡れた状態が続かない場所などが保管には適しています。
保管時にタイヤに掛けるカバーにはいろいろなタイプが出ていますが、オススメは1本ずつ収納するタイプです。ホイールが組み込んであるタイヤはかなり重く持ち運びが大変ですが、こちらのタイヤストレージバッグ for ハイエースならばハンドルが付いているので、簡単に移動させることができます。また手や置く場所も汚れないのもポイントです。
スタッドレスタイヤ&ホイールセットもオススメ
FLEXでは、ハイエースにぴったりのスタッドレスタイヤ&ホイールセットを用意しています。スタッドレスタイヤは商用車の冬用タイヤとして定評のあるグッドイヤー・アイスナビ カーゴ、ホイールはFLEXオリジナルのDelf 05となります。タイヤ、ホイールともに純正と同じサイズなので、安心して装着することができますね。
タイヤ・ホイールのチェックで安全な冬のドライブを
気温が下がり始めた11月末、すでに冬用タイヤに履き替えたというオーナーも多いと思います。今一度ホイールがしっかりと装着されているか、ホイールナットが確実に締まっているかを定期的に確認して、安心で快適な冬のドライブを楽しんでください。
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