令和4年秋の全国交通安全運動
令和4年秋の全国交通安全運動が始まりました。
期間は令和4年9月21日(水)から9月30日(金)までの10日間です。同時に交通事故死ゼロを目指す日は9月30日(日)に設定されています。
今回の交通安全運動期間中は、
「子供と高齢者を始めとする歩行者の安全を確保」
「夕暮れ時と夜間の歩行者事故等の防止及び飲酒運転の根絶」
「自転車の交通ルール遵守の徹底」
という3つの重点項目が挙げられています。
秋の夕方は薄暮時と呼ばれ、周囲の視界が徐々に悪くなり、道路上を行き交う自動車や自転車、歩行者などの発見がお互いに遅れたり、速度や距離がわかりづらくなります。この時間帯に例年多くの交通事故や死亡事故が発生しています。
時間帯としては、日没時刻の17〜19時台に多く発生していること。また、自動車と歩行者が衝突する事故が最も多く発生しており、横断中が約9割を占めていること。その内訳としては横断歩道以外での発生が約8割で、そのうち約7割が歩行者側に法令違反があるようです。
このことから我々ドライバーは、歩行者を保護するということをさらに意識しつつ、横断歩道はもちそん、それ以外でも不用意に飛び出してくる歩行者や自転車などに注意を払いながら、慎重に運転をする必要があります。そして、早めのライト点灯を心がけましょう。
連日、ドライブレコーダーに録画されたあおり運転などの悪質で危険な運転の動画が連日のように報道されており、悲惨な交通事故も一向に減っていません。
飲酒運転もしかりです。
また後期高齢者と呼ばれる75歳以上のドライバーは、それ未満の方よりも死亡事故件数が多く、ハンドルやブレーキの不適切な操作がもとで引き起こされる割合が高いことも判明しています。
加えて後部座席のシートベルト装着率やチャイルドシートの適正使用率が未だに低いこともあり、これらを重点的に取り締まることになるようです。
自転車については、路上で自動車と共存するため、引き続き自転車利用者に対して「交通ルール・マナーの周知徹底」が行われます。
普段から優しい運転で
ドライバーにとって、普段通っている道はとても慣れている場所でしょう。でもその慣れが、慢心につながっていませんか? その「慣れ」の感覚はあなただけのものです。初めて通る道と同じように、いつも以上に注意を払って運転するように心がけましょう。
特に住宅地などでは、最高速度30km/hの区域制限とスームズ横断歩道等を組み合わせたゾーン30プラスと呼ばれる場所が広がっています。
フレックスファンの皆さんが、歩行者に優しい運転で、交通違反をせず、そして余計な罰金を支払わずに済む秋の全国交通安全週間であることを願います。
参照サイト:
警察庁:交通安全運動の推進
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