【車旅】車だから行ける！　写真映えするお花見ドライブデートスポット5選！　関西版

インスタ映えする関西の桜の名所　開花予想日、満開予想日をチェック！

寒い冬が終わると待ちに待った桜の季節。毎年、お花見はどこに出かけていますか？　街なかのメジャーなお花見スポットはどこも、たくさんの人であふれ返っていますよね。たまには、少し足を延ばして郊外の広々とした場所でゆったりお花見を楽しんでみませんか？　車でお花見に行くとお酒は飲めませんが、最近では写真を撮るのが目的で花見に行く人の方が多い気がします。本格的な一眼レフで撮影する人もいれば、スマホで撮影してすぐにインスタグラムに投稿…そんな姿をよく見かける気がしませんか？　他にも周辺の観光スポットに立ち寄ったり、その土地のおいしいものを食べたりと、飲み目的のお花見とは違った楽しみ方があり、ちょっとした小旅行気分も味わえるので一石二鳥ですよね。家族はもちろん、恋人とのデートでも絶対に楽しい思い出になることでしょう。そこで今回は、車で行ける関西でおすすめのお花見スポットを厳選してご紹介します。ちなみに、2月8日付けで日本気象協会が発表した2017年の関西地方の開花予想は、暖冬による成長の遅れと3月上旬までの低温の影響で、平年より遅め とのこと。各県の開花予想日は、和歌山が3月27日ごろ、京都、大阪は3月28日ごろ、奈良は3月29日ごろ、兵庫は3月30日ごろ、滋賀が4月2日ごろとなっています。多少の変動はあるので、満開予想日とあわせてウォッチしておきましょうね。というわけで、関西のオススメお花見デートスポットをご紹介しま～す！

清流沿いの桜と鈴鹿山系の山々のコントラストが美しい

うぐい川　忍者の郷、甲賀で見る桜

三重県との県境に近い滋賀県南西部の甲賀市。鈴鹿山系の湧水が集まって流れるうぐい川沿いに約200本の桜が咲き誇ります。うぐい川の桜は、かつて住民の手によって1本1本植えられたもの。現在でも、うぐい川の千本桜を実現するために「鮎河のさくらを守る会」や老人会が中心となって手入れを行い、周辺エリアを合わせると1,000本以上の桜を楽しめます。この辺りは標高が高いため開花時期が遅く、4月の初旬～中旬にかけて楽しめるのがポイント。4月10日前後にはさくらまつりも開催されます。鮎川地区までは新名神高速道路の甲賀土山ICから15分ほど。少し足を延ばせば御在所岳へのドライブも楽しめますよ。ちなみにマメ知識ですが、甲賀市って「こうが」と読むと勘違いしている人が多いんですが「こうか」なんですよね。マンガや小説、映画などに出てくる甲賀忍者の「甲賀」は「こうが」と読まれていますが、あれも正式には「こうか」が正解なんですって。

七谷川沿いに1km続く1,500本の桜並木

七谷川「和らぎの道」　国指定史跡の丹波国分寺跡も近く

「和らぎの道（やわらぎの道）」は、京都府亀岡市の中心街から車で10分ほどの場所にある七谷川沿いに、約1kmにわたって続く桜並木です。川沿いには約1,500本の桜が咲き誇り、見頃になるとまるで桜のトンネルを歩いているようです。あまりの美しさに胸が締めつけられること間違いなし。そんな桜の景色がもたらす切なさも、恋人はきっとあなたと歩いているからだと勘違いするでしょう。また、隣接するさくら公園には約28種の桜があり、美しいピンクのグラデーションをつくり出しています。夜間はライトアップされるので、昼間とは違った幻想的な風景を楽しめるのも魅力です。近くには国指定史跡の丹波国分寺跡があり、さくら公園からは歩いて10分ほど。国分寺の付近は古代丹波国の中心地で、同じく車で10分ほどのところに丹波国一宮の出雲大神宮や、千歳車塚古墳などが残っています。花見ついでに立ち寄ってみてもいいかもしれませんね。「和らぎの道」へのアクセスは大阪市内や京都市内からは車で約1時間。公共駐車場はありませんが、桜の期間中は周辺の店の駐車場が有料の臨時駐車場として開放されますで、そちらを利用しましょう。

NHKのお墨つき 樹齢300年のしだれ桜

又兵衛桜　大河ドラマにも出た桜界のスーパースター

奈良市から南西に車で約1時間。宇陀市にある樹齢300年と言われる「又兵衛桜」は、NHKの大河ドラマ『葵 徳川三大』のオープニング映像に登場して広く知られるようになりました。宇陀地方には、大坂夏の陣で討ち死にしたとされる戦国武将・後藤又兵衛（後藤基次）が落ちのびたという伝説が残っており、この人物が生涯を過ごしたとされる屋敷跡に立っていることから、「又兵衛桜」と呼ばれるようになりました。このしだれ桜の特徴は高さ10m以上にもなる圧巻の大きさ！　後ろの山や桃の花とのコントラストが見事で、晴れた日には色鮮やかで美しい写真が撮れます。ずらりと並んでいる桜の姿も美しいですが、こういった大きな桜がぽつねんと山間の開けた場所に立っている姿は、なんとも人を惹きつけるものがあります。主がかつてこの世に存在したことを偲ぶようなその姿は、何時間見ても飽きないですし、いつまでも記憶に残ることでしょう。アクセスは、名阪国道の針ICから、国道369号・370号を経由して国道166号へ。針ICからは約40分の道のりです。

白浜温泉に咲く2,000本の桜のトンネル

平草原公園　桜の国のラビリンス　三段壁にも寄っちゃえ

和歌山県南部随一のリゾート地として知られる白浜町にある平草原公園は、眼下に白浜の温泉街や太平洋を見下ろす高台の公園です。春になると園内には約2,000本の桜が咲き誇り、見事な桜のトンネルを作り出します。広大な園内には芝生広場や全長2kmのアスレチックコースなどがあり、家族連れにもおすすめ。お弁当を持ってゆっくりと訪れたい桜の名所です。満開の時期には桜まつりが開かれ、期間中は夜桜も楽しめます。なだらかな傾斜のある公園内のどこを歩いていても桜があるので、まるで桜の迷路に迷いこんだような不思議な気持ちになりますよ。いつもと違う場所で、ふたりきりの気分を楽しみたい人にはぴったりの場所ですね。平草原公園へは、紀勢自動車道の南紀白浜ICから約15分のアクセス。白浜温泉周辺には人気の景勝地である三段壁など見どころも多いので、ドライブがてら訪れるとよいでしょう。

一目三千本と称される美しさ！　兵庫県有数の桜の名所

龍野公園　文学の小径のあとは龍野城と聚遠亭の桜

たつの市は姫路市の北西に位置しており、童謡「赤とんぼ」を作詞した詩人・三木露風の故郷です。龍野公園の桜は「一目三千本」と呼ばれており、春になると、「赤とんぼの碑」から聚遠亭（しゅうえんてい）まで続く「文学の小径」沿いに約3,000の桜が咲き誇ります。桜のトンネルを通った後は、聚遠亭の庭や、龍野城跡に咲くしだれ桜を楽しみましょう。恋人と朝早くに行って、人気のない道を歩きながら桜を楽しむのもいいかもしれませんね。日が出る少し前であれば、空と桜の淡い色がより親密な時間を演出してくれるはずです。龍野公園内の桜は少しずつ時期をずらして開花するため、1週間くらいお花見が楽しめるのも特徴です。龍野公園へは山陽自動車道の龍野ICから約10分、大阪市内からは約1時間半のアクセスですので、ドライブにはぴったりの距離ですね。

ヴェルファイアに飽きたら、『Renoca』（リノカ）に乗って出かけよう

トヨタが世界に誇るランドクルーザーとハイエースはいかが？

車で行けるおすすめのスポットをご紹介しました！　行き先が決まったらあとは、どんな車に乗るかですよね。でも、大切な人を乗せるとなると、ちょっと迷っちゃうのが実際。そりゃ当然です。世の中には星の数ほど車があるのですから。そこでおすすめなのが、トヨタのランドクルーザー。世界で一番頑丈だと言っても過言ではないランドクルーザーは、万が一のときにもあなたの大切な人をしっかり守ってくれます。そしてその思いは、助手席や後部座席に乗っているだけでも伝わってくるものです。それからもう一台おすすめなのがトヨタのハイエース。これもまた日本が世界に誇る名車ですね。タフだし、大人数でも乗れ、荷物のかさばるスノーボードやサーフィン、あるいはキャンプなどのアクティビティにも余裕で対応できる一台は、あなたの大切な人たちを楽しくさせてくれる最高のパートナーとなることでしょう。

リノベーションしたランドクルーザーやハイエースを乗りこなす

どちらの車の良さもわかったけれども、見た目が少し無骨過ぎるかな～という方には、Renoca（リノカ）という選択肢もあります。「リノベーションカー」を名前の由来とするこのRenoca（リノカ）では、今説明したランドクルーザーやハイエースの中古車（一部新車を含む）を、あなた好みのおしゃれな一台に変身させることができます。もっとポップに、もっとクラシカルに。外見だけでなく、内装だってあなたの趣味やライフスタイルに合わせた内容に変更可能。Renoca（リノカ）のウェブサイトにあるシミュレーションページでは、ボディカラーからシートカラー、ホイールの種類まで、あなただけのリノベーションカーをつくることができます。面白いので、ぜひ試してみてください！　一緒に乗る人と一台つくってみても楽しいかもしれませんよ！