【専門店が徹底解説】トヨタランドクルーザープラド150の燃費性能は?エンジン別の数値も紹介
やっぱり気になる!ランドクルーザープラド150の燃費はどれくらい?
歴代ランドクルーザーの弟分として、1990年より併売されているランドクルーザープラド。現行型となる150系プラドは、2017年9月12日より発売されています。ランドクルーザープラドの魅力と言えば、堂々としたスタイリングと道を選ばない圧倒的な走行性能。エンジンもそれに見合ったパワフルなものが搭載されており、2.8Lディーゼルエンジンと2.7Lガソリンエンジンがラインナップされています。しかし、エコカーがもてはやされている今の世の中ですから、燃費性能が気になるという方も多く居らっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、ランドクルーザー150プラドの燃費性能にスポットを当てて解説していきたいと思います。燃費性能と、それぞれのエンジンの特徴も合わせてご紹介しますので、ぜひ最後まで記事を読んでみてくださいね。
オススメのランクル150プラド
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- 379.4万円
- 車両価格
- 349.8万円
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年式 2016年(H28年)走行距離 10.9万km修復歴 なし車検 車検整備付色 パールホワイト
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年式 2014年(H26年)走行距離 8.8万km修復歴 なし車検 車検整備付色 グリーン
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年式 2022年(R04年)走行距離 3.7万km修復歴 なし車検 R7年03月色 ブラック
ランドクルーザープラドに搭載されたエンジンの違いによる燃費性能の差
高い燃費性能を実現した最新のエンジンを2種類搭載
ランドクルーザープラドが世界中で評価されている理由の一つとして挙げられるのが、道なき道を力強く突き進むことができる圧倒的な走行性能です。ラダーフレームと強靭な足回りを持つランドクルーザープラドですが、それなりの車重もあるために、当然エンジンも力強いものである必要があります。さらに、環境性能や燃費性能も無視することはできない為、ランドクルーザープラドに搭載されている2つのエンジンにはトヨタの最新技術を集結したエンジンが搭載されています。
パワー・静粛性・環境性能。そして燃費性能。この全てを高いレベルで実現した2種類の最新エンジンは以下の通りです。
直4 2.8L 1GD-FTV型ディーゼルエンジン
現行型ランドクルーザー150プラドに採用された直4 2.8L 1GD-FTV型ディーゼルエンジンは、コモンレール式燃料噴射システムや水冷式インタークーラー付ターボチャージャーが採用されています。最高出力204ps、最大トルク51kgf.mという圧倒的な動力性能を発揮するとともに、排出ガス浄化装置や尿素SCRシステムなど、最新のクリーン技術の採用により優れた環境性能も両立しています。また、ガソリンエンジンに比べて燃費性能に優れており、燃料が軽油のため、ガソリン車と比べて維持費が安く済むというのも大きな魅力です。しかし、尿素SCRシステムを採用したことにより定期的なアドブルーの補充が必要なので、普通の乗用車のように燃料の補給だけで走ることはできません。アドブルーの補充が面倒だと思う方はガソリン車を選ぶと良いかもしれません。
■燃料消費率(WLTCモード)
11.2km/L
直4 2.7L 2TR-FE型ガソリンエンジン
現行型ランドクルーザー150プラドに採用された直4 2.7L 2TR-FEV型ガソリンエンジンは、パワーや操作性、静粛性などのバランスが良い熟成のガソリンエンジンです。オンロードでの軽快な加速性能はもちろん、オフロードでもパワフルな走りを披露してくれます。また、ディーゼルエンジンに比べて静粛性に優れており、高級車らしい静かな室内空間を実現しています。ディーゼルエンジンのようにアドブルーを補充する必要もありませんので、気軽なアシとしても十分使う事ができます。トヨタのバルブタイミング機構であるDual VVT-iの採用や、高い圧縮比による少ない燃料噴射などによって、昔のクロカンSUVからは考えられない低燃費性能を実現しています。使用するガソリンもレギュラーで大丈夫なので、お財布にも優しいですよ。
■燃料消費率(WLTCモード)
8.3km/L
ランドクルーザープラド150のエンジンスペック | ||
---|---|---|
直4 2.8L 1GD-FTV型ディーゼルエンジン | 直4 2.7L 2TR-FE型ガソリンエンジン | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC・IC付きターボ | 直列4気筒DOHC |
内径×行程 | 92.0 x 103.6mm | 95.0 x 95.0mm |
圧縮比 | — | 10.2 |
総排気量 | 2,754cc | 2,693cc |
最高出力 | 150kw(204ps)/3,000〜3,400rpm | 120kw(163ps)/5,200rpm | 最大トルク | 500N.m(51kgf.m)/1,600〜2,800rpm | 246N.m(25.1kgf.m)/3,900rpm | 燃料タンク容量 | 87L | 使用燃料 | 軽油 | 無鉛レギュラーガソリン |
モデルチェンジしたランドクルーザープラドの走行性能
マルチテレインセレクトの搭載で、圧倒的な悪路走破性を実現
諸外国に比べて、日本は路面の整備状況がとても良い国です。そんな日本で、ランドクルーザープラドの本領が発揮されることは正直稀だとは思いますが、付いているだけで絶大な安心感が持てることは事実です。TZ-Gグレードにメーカーオプションで用意された5つのモードは、オフロード走行において、タイヤの空転によるスタックや、駆動力不足による失速が起こりやすい路面状況に応じた走行支援を(MUD&SAND/LOOSE ROCK/MOGUL/ROCK&DIRT/ROCK)の5つのモードから選択できるシステムです。
選択したモードごとにエンジンのスロットル特性やトラクションコントロールのブレーキを最適に制御。悪路での走破性を確保し、本格SUVならではの悪路を征する安全性を高いレベルで実現しています。また、タイヤの舵角や車両の傾きが一目で分かるマルチインフォメーションディスプレイをメーター中央に表示します、さらに新型プラドで大型化されたオプションのナビには、メーター中央のディスプレイだけではなくナビの画面に車両状況を表示することも可能になりました。
新型ランドクルーザープラド150の価格とグレード構成 | ||
---|---|---|
ガソリンエンジン搭載モデル | ディーゼルエンジン搭載モデル | |
【TX 5人乗り】3,666,000円 | 【TX 5人乗り】4,330,000円 | |
【TX 7人乗り】3,824,000円 | 【TX 7人乗り】4,488,000円 | |
【TXーLパッケージ 5人乗り】4,169,000円 | 【TXーLパッケージ 5人乗り】4,839,000円 | |
【TXーLパッケージ 7人乗り】4,327,000円 | 【TXーLパッケージ 7人乗り】4,997,000円 | |
【TZーG 7人乗り】5,543,000円 |
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの燃費の差は?
(2022年2月28日編集部追記)2021年6月に一部改良が施されたランドクルーザープラドですが、燃費に関する変更はありません。ディーゼルエンジン(1GD-FTV)モデルには、尿素水溶液(AdBlue)の残量表示メモリ機能が搭載されました。
燃費を比較すると、ガソリンエンジンモデルはWLTCモードで8.3km/L、ディーゼルエンジンモデルは11.2km/L。年間2万kmを走行すると想定すると、ガソリンでは約2410L、ディーゼルでは1786Lが必要になります。
コロナ禍の影響によりガソリン価格の高騰が続いていますが、全国平均価格はレギュラーガソリンが168.9円、軽油が147.5円(それぞれ2022年2月現在)となっています。これにより試算をするとガソリンエンジンのプラドでは40万7049円/1年、ディーゼルエンジンのプラドでは26万3435円。あくまでもカタログ燃費からの試算ですので、実走行での数値とは異なりますが、ガソリンとディーゼルの差額は約17万円となります。
ガソリンエンジンの方が車両本体価格が約60万円ほど低く設定されていますので、初期投資を低く抑えることはできます。しかしランニングコストを考えると、ディーゼルエンジンの方が安く乗ることが可能です。またリセール面では、ディーゼルエンジンの方が高く流通しているのが現状です。
>>【◯万km走ったらお得?】150プラドのガソリンエンジンとディーゼルエンジンはどちらがお得?【動画】
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