ランクルプラドで挑む!FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES、5年ぶりのアジアクロスカントリーラリー参戦【AXCR2024 DAY1】 | フレックス

ランクルプラドで挑む!FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES、5年ぶりのアジアクロスカントリーラリー参戦【AXCR2024 DAY1】

ランドクルーザーの記事|,,,,,,

  • 投稿日:2024/8/10
  • 更新日:2024/8/14
AXCR2024

8月10日、微笑みの国タイ王国を舞台に、アジアクロスカントリーラリー2024(AXCR2024)1がいよいよ開幕、FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRESチームの模様をお伝えします。

5年ぶりにアジアクロスカントリーラリーに参戦!

ランドクルーザー専門店のFLEXが、5年ぶりとなるアジアクロスカントリーラリーに戻ってきました。

今回の参戦にあたり、FLEXの選抜メカニックと中央自動車大学校の学生によって、ランドクルーザープラドをラリースペックに改修TOYOTIRES オープンカントリーM/Tタイヤ2を装着し、雨季となるタイの過酷な環境に挑む今回のラリーは、単なるチャレンジではなく、FLEXが提供する車両の信頼性と可能性を証明する場でもあります。

ラリーチームは大所帯

チームは現在、首都バンコクから南西に約650km、スラーターニー(スラタニ/Surat Thani/สุราษฎร์ธานี)にいます。ラリーは、「良い住民の町」という意味をもつこの土地から始まります。スラタニ市のアイコンとなっている時計台をバックに行われるセレモニアルスタートに先駆けて、FLEXメカニックと中央自動車大学校の学生メカニックがプラドの最終セッティングとメンテナンスを行いました。

赤道直下となる南国のタイ王国ですが、実際現地入りしてみると空気も乾いていて風も通り、毎日起こるスコールが大気を冷やすため、気温は33度ぐらいです。アスファルトに囲まれた東京と比べて暑さは感じますが、遥かに過ごしやすいというのが印象的です。

今回の我々のチームは大所帯です。港で車両ピックアップのために先行した中央自動車大学校の学生メカニックと、そこに本日合流したメインスポンサーのTOYOTIRES吉川部長、チームディレクターとマネージャー、ドライバーの川畑選手、コドライバーのデイチャポン選手、レースクイーン、メディアクルー、そしてFLEXの店舗から選抜された3人のメカニックという構成となりました。

8月12日のセレモニアルスタートに向けて最終セッティング

合流後すぐに、FLEXのメカニックと中央自動車大学校の学生メカニックはプラドのメンテナンスを行いました。FLEXが得意とするランドクルーザーの専門知識と、中央自動車大学校の学生たちの最新の技術教育が融合することで、ラリー仕様に改造されたプラドのパフォーマンスと耐久性を最大限に引き出します。

レース開始前の準備では、車両の再セットアップやスプリングの交換、タイヤのチェック、エンジンのチェックなど、重要な作業が山積していますが、ランドクルーザープラドをラリーの過酷な環境に最適化するためには不可欠です。

アップデートしたスプリングで足回りを再セッティング

まず、レースの地形や予想される天候に応じて、サスペンションの調整や車高の変更です。前回行ったシェイクダウンでテストしたHALスプリング3製のコイルスプリングをさらにアップデートしたものを組み込み、サスペンションのセットアップを再度行いました。これにより、車両のバランスと追従性、路面から反応が改善し、操縦性と快適性が向上しています。

オープンカントリーM/Tも準備万端

足元を支えるTOYO TIRES オープンカントリー M/Tタイヤは、スペアタイヤを含めて準備万端。ラリーのステージに応じて、空気圧を微調整することも大事な準備の一つです。使用するのは市販されているものと全く同じタイヤですが、刻々と変化する路面に対して、最適なグリップと耐久性を確保してくれます。

確かなチームワークが成功の鍵を握ります

準備作業はこれから始まる過酷なラリーでの成功に直結するため、FLEXのメカニックと中央自動車大学校の学生たちが綿密に協力して行うことが期待されます。

ラリーの過酷な条件下での車両管理には、高度な技術とチームワークが求められます。これからの1週間の経験は、学生たちにとって貴重な実践的学習の機会となるでしょう。同時にプロであるFLEXのメカニックにとっても得難い経験となるはずです。

着々と準備を進めてアジアンラリーのスタートを目指している、FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYOTIRES 応援よろしくお願いします!

明日は予備検査の模様をお伝えします。

AXCR 2024 Event Program

DAYLEGStageDistance
Monday 12th AugustLEG1Surat Thani to Surat Thani296.98km
Tuesday 13th AugustLEG2Surat Thani to Cha-Am553.03km
Wednesday 14th AugustLEG3Cha-Am to Cha-Am362.06km
Thursday 15th AugustLEG4Cha-Am to Kanchanaburi395.91km
Friday 16th AugustLEG5Kanchanaburi to Kanchanaburi321.56km
Saturday 17th AugustLEG6Kanchanaburi to Kanchanaburi146.72km

日本で行われたシェイクダウン【動画】

事前に日本で行われたシェイクダウンの模様がアップされています。こちらもぜひ御覧ください!

出典

  1. アジアクロスカントリーラリー2024【公式サイト】
  2. オープンカントリーM/T【TOYOTIRES 公式サイト】
  3. HALスプリング【公式サイト】

執筆者

熊崎 圭輔(くまさき けいすけ)
元輸入車カスタム雑誌の編集長。ドイツ語圏を中心にレンタカーで走り回った旅好き。その後MOTAに移籍。副編集長として、新型車をはじめクルマに関する記事制作に従事。国内外を問わずドレスアップやチューニングにまつわる取材経験から、MOTAカスタムの記事展開にも寄与。純正もいいが、カスタムすれば自分のクルマに対してさらに愛着が湧き、人とは違う個性的なクルマにすることで、人生がもっと楽しくなると考えている。

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