【最新版】ハイエース300系は2020年に登場? フルモデルチェンジ後の新型ハイエースを大胆予想
フルモデルチェンジを行い、ハイエースは300系へ
現行のハイエース200系は2004年8月に誕生しました。それから3度のマイナーチェンジを経て、現在は4型のハイエース200系が現行車として販売されています。先代のハイエース100系は1989~2004年までと15年間新車で販売されていましたが、ハイエース200系も新車販売からすでに15年弱(2019年4月現在)経っており、いつフルモデルチェンジされてもおかしくない時期です。
トヨタからの正確な公式リリース情報はまだありませんが、2016年5月16日付けの日刊自動車新聞によると2019年に日本とタイで生産開始、日本ではハイエースとして販売され、海外ではエースという名称になると報じられています。これまで次期ハイエース300系は2017年に発表(東京モーターショーで発表?)、2018年に販売開始と噂されていましたが、世間の予想よりもだいぶ遅れていますね。それでは今、流れている噂を基に次期ハイエース300系がどんな車になるのかを予想してみましょうか。なお、ハイエースの歴史について知りたい方はこちらの記事、現行のハイエース200系について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
新着のハイエース
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- 551.3万円
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年式 2022年(R04年)走行距離 3.5万km修復歴 なし車検 車検整備付色 ブラックマイカメタリック
- 支払総額
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- 579.8万円
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年式 2023年(R05年)走行距離 1.6万km修復歴 なし車検 R7年05月色 パールホワイト
ハイエース300系はセミボンネット型へ変更?
2016年5月16日付けの日刊自動車新聞の情報では、次期ハイエースがセミボンネット型になるのが濃厚なようです。現行のハイエースは運転席の下にエンジンがあるキャブオーバー型と呼ばれるボディタイプになっています。ハイエースがキャブオーバー型となっているのは、積載性や居住性を良くするために荷室・居住スペースを広く取ることができるからです。ハイエースの魅力として、普通免許で乗ることができる車としては最大限のボディサイズとなっていて、荷室の広さもキャブオーバー型にすることで確保されていることが挙げられます。
一方でボンネット部分が無いことのデメリットもあります。一般車ではボンネット部分は衝突時に衝撃を吸収するクッションの役割も担っていますが、ハイエースにはそれがないため、どうしても居住スペースに衝撃が伝わってしまいます。もちろんトヨタ側もそれは承知していて、ドライバーや同乗者にダメージを与えないようフロント部分にはロアメンバーやアッパーメンバー、強化されたドアビームなどを採用し、異常なほど頑丈なボディに設計されています。また、エアバッグやABSなどの装備はもちろん、ステアリング&ブレーキペダル後退低減機構や頸部傷害低減シートなどの工夫も施されています。
参考までにハイエース200系1型の衝突安全性テストの様子を紹介します。フロント下部でしっかりと衝撃を吸収し、キャビンが守られているのがわかりますね。
一方、次期ハイエース300系で採用される可能性の高いセミボンネット型ですが、エンジンが運転席の真下ではなく、やや斜め前に配置される形式になります。アルファードやヴェルファイアのような車がセミボンネット型の代表例ですね。短いとはいえボンネット部分が確保され、衝突安全性能はキャブオーバー型よりも確実に高くなります。ただし、ボンネット部分の長さが確保されたことで荷室はどうしてもキャブオーバー型より短くなってしまいます。積載性の良さ、居住スペースの広さがハイエースの最大の魅力なので、300系ハイエースがセミボンネットになってもさまざまな工夫が施されるでしょう。けれど、セミボンネット型が次期ハイエースに採用されたら200系よりは荷室が狭くなることは確実です。
新車のハイエース
ハイエース300系はプロエースのようになる?
日本国内では販売されていませんが、トヨタは2013年からプロエースというセミボンネット型の貨物車を欧州で販売しています。現行型で2代目となるプロエースはジュネーブ・モーターショー2016で発表され、話題の的となりました。プロエースはセミボンネット型のワンボックス車で、2タイプのボディサイズを持っています。
プロエースは「コンパクト」、「ミディアム」、「ロング」の3種類が用意されていています。全幅は共通して1,920mmとなっているので、200系のハイエースよりは少し大柄ですね。日本で使うには少々大きく思えますが、最近の車はだんだんと大型化されていますから、このプロエースのボディサイズが次期ハイエースのサイズになっても不思議ではありません。しかし、プロエースがそのま日本に導入されることは非常に考えづらいです。下にプロエースの画像ギャラリーを用意したので、フルモデルチェンジされた300系ハイエースのイメージをしてみてください。
コンパクト | ミディアム | ロング | |
---|---|---|---|
全長 | 4,600mm | 4,959mm | 5,309mm |
全幅 | 1,920mm | ||
全高 | 1,910mm | 1,910mm | 1,940mm |
新着のハイエース
- 支払総額
- 629.5万円
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- 609.8万円
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- 19.7万円
年式 2024年(R06年)走行距離 15km修復歴 なし車検 R8年06月色 グリーン
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- 566.6万円
- 車両価格
- 549.8万円
- 諸費用
- 16.8万円
年式 2020年(R02年)走行距離 0.5万km修復歴 なし車検 車検整備付色 ブラックマイカ
フルモデルチェンジしたハイエースのエンジン
現行のハイエース200系はバンとコミューターには2.8Lディーゼルエンジンが採用されていますが、ワゴンには2.7Lのガソリンエンジンのみの設定となっています。フルモデルチェンジされたハイエース300系では150プラドに採用されているクリーンディーゼルエンジンの採用が濃厚ですが、次期ハイエースにはワゴンにもディーゼルエンジンが設定される可能性が高いです。2015年にはランドクルーザー150プラドに新しい2.8Lディーゼルエンジンが採用され、次いで現行型ハイエースにも搭載されました。
燃費に優れ、トルクが太い最近のディーゼルエンジンは貨物車に搭載するエンジンとしても非常に優秀で、昔のディーゼルエンジンに比べて環境性能も大幅に向上しているので、ワゴンにもぜひ採用して欲しいですね。一方、ハイエースにもハイブリッドエンジンを搭載して欲しいという声も聞かれますが、これはどうも無さそうです。大型車の電動化、ハイブリッド化の流れが最近はありますが、エンジンとモーター、そして大きなバッテリーを搭載するハイブリッドカーはガソリン車やディーゼル車と比べて室内スペースが取られてしまう上、重量増にもなってしまいます。セミボンネット型が採用され、さらにハイブリッド化されるとなれば荷室スペースは200系ハイエースよりも大幅に狭くなってしまうでしょう。こういった点から、フルモデルチェンジされたハイエース300系にはハイブリッドエンジンの採用は無いと予想します。
ハイエース300系は200系と併売される可能性も
話が戻りますが、次期ハイエースがプロエースのようなセミボンネット型になることはほぼ確定でしょう。しかし、普段から積んでいる荷物のサイズが現行のハイエースでギリギリという方も大勢いらっしゃるでしょうから、ハイエースがフルモデルチェンジしても乗り換えられない方が出てくることと思います。そこで考えられるのが、200系ハイエースとフルモデルチェンジした300系ハイエースの並行販売です。
「フルモデルチェンジしたら、前の型の製造は終わりなんじゃないの?」と思う方も居ると思いますが、必ずしもそうとは限りません。一番身近なところで例えるとトヨタのプリウスが挙げられます。先代モデルとなる30系プリウスは2009年1月から発売が開始されましたが、先々代の20系プリウスも2011年の12月まで並行して販売されていました。これは、プリウスの燃費性能は欲しいが価格は安価なものが欲しいというビジネスユーザーの声に答えたもので、ハイエースユーザーのニーズにも同じような現象が起こる可能性は大いにあり得ます。よって、200系ハイエースと300系ハイエースの併売という可能性も捨てきれません。
いかがでしたでしょうか。以上のようにハイエースのフルモデルチェンジにはさまざまな可能性が秘められているので、正式な発表が非常に待ち遠しいですね。ハイエース専門店のフレックスとして、ユーザーさまに常に最新の情報を届けられるよう情報の網を張りますので、ハイエースのフルモデルチェンジに関する今後の情報を楽しみにしていてくださいね!
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