どっちがいいの?どんな使い方ができる? ハイエースのキャンピングカー MOBY DICK SH#01とSH#02を比べてみました
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ハイエースを知り尽くしたフレックスが独自に企画・設計・製造するハイエースをベースにしたキャンピングカーシリーズ「MOBY DICK(モビーディック)」。5つのラインアップのなかから、広々とした室内を有効に使ったワイドボディ・ハイルーフのハイエースバンをベースにしたSH#01とSH#02を比較してみました。
>>標準ボディ・ハイルーフのハイエースバンがベースのMOBY DICK NH#01 or NH#02の比較はこちら
モビーディックSHシリーズはワイドボディ・ハイルーフのハイエースバンがベース

モビーディックってなに?という方に、あらためてブランドのラインアップから簡単にご説明します。
モビーディックはハイエースをベースにしたキャンピングカーのシリーズで、標準ボディ・ハイルーフのNHシリーズ(NH#01とNH#02)と、ワイドボディ・スーパーロング・ハイルーフのSHシリーズ(SH#01とSH#02)、そしてコミューターのCOMCAMという、3種類のボディ、5つの車種で展開をしています。
その中でも、広々とした室内でゆったりとくつろぐことができるのがワイドボディ・ハイルーフのSHシリーズです。
圧倒的な広さでリラックスできます

モビーディックのSHシリーズに共通して言えるのは、そのワイドボディ・スーパーロング・ハイルーフの大きさを活かしたゆとりある室内の空間です。居住空間となる後部の荷室は、純正の状態で高さ1,635mm x 幅1,730mm x 長さ3,540mm。いっぽうNHシリーズのベースとなる標準ボディ・ハイルーフのハイエースは、純正で高さ1,590mm x 1,545mm x 3,000mmなので、SHシリーズの室内空間にはかなりゆとりがあることがわかるでしょう。もちろん家具などを施工するのでこの数値よりは小さくなりますが、広さという面ではSHシリーズに軍配が上がります。
エンジンと駆動方式が選べます
乗り方によってエンジンの種類や駆動方式が選べるのも、モビーディックの特徴です。長距離を走ることが多いのであれば、燃料費が抑えられるディーゼルエンジンの2WD、ウインタースポーツが好きだったり未舗装路も走ることがあるのであれば、同じくディーゼルの4WDであれば頼もしいですね。いっぽうで、あまり距離は乗らないし走行中は静かな方がいいということであれば、静粛性の高いガソリンの2WDがオススメです。
このように経済的な要素や快適性などオーナーの乗り方に最適な組み合わせができるのが、新車コンプリートであるモビーディックの特徴です。
冷蔵庫やシンク、収納などの標準装備が充実しています
モビーディックのキャンピングカーは、どのモデルも購入したままの状態で使えるように標準装備が充実しています。40Lの大容量冷蔵庫や給排水タンクにシンク付きのキッチンカウンター、さらにカセットコンロなどが備わっているので簡単な調理が可能です。キャンプ場であれば炊事場があるところがほとんどですが、車内で手や食器などが洗えるのは便利ですね。
ワイドボディ・スーパーロング・ハイルーフという大きな空間は収納スペースもたっぷり。どちらのモデルもキッチンの上やベンチシートの下に収納を備えているので、荷物の多いファミリーユースでも大丈夫です。
オプション追加でさらに便利に使えます
今や自宅と同じようにキャンピングカーの車内で家電を使うことが最近では当たり前になってきましたが、そんな人のためにソーラーパネルやインバーターといった電装系オプションを追加することができます。走行中にサブバッテリーへ充電するシステムを組むことも可能なので、電力不足に悩まされることもなくなりますね。
また、エンジンを掛けずに暖房できるFFヒーターや、室内換気をするベンチレーター、日陰を簡単に作ることができるサイドオーニングなど、充実したオプションを用意してます。
モビーディック SH#01とSH#02の違いは?
モビーディックのキャンピングカーSH#01とSH#02、それぞれどのような特徴を持っているでしょうか。
乗車定員6名・就寝定員3名のキャンピングカー「モビーディック SH#01」
最大6名で移動できる
モビーディック SH#01は、2列目にフルフラットや後ろ向きにできるシートを採用、車両後方右側にキッチンと収納、左側にベンチシートと収納をそれぞれ備えたレイアウトです。
乗車定員は2列目シートに前向きに3名、左後方のベンチシートに1名が横向きに座ることで、6名分の座席を確保しています。
リビングモードもくつろぎの空間に

2列目シートを後方に向けて展開してテーブルを設置すれば、リビングモードが完成。テーブルとキッチンを囲むようにしてくつろぎのリラックス空間が広がります。スライドドアを開放すれば出入り自由、ベンチシートで寝転んだり、テーブルで軽食を楽しんだりと、キャンプサイトをさらに充実させることができますね。
家族で寝られるL字型ベッド

2列目シートをフルフラットにして、ベンチシートとキッチンの間にベッドマットを敷き詰めれば広いベッドが出現します。大人3名もしくは大人2名・子供2名の就寝が可能です。ゆったりと寝ることができるスペースを確保できるのも、SH#01ならではと言えるでしょう。
リビングとベッドが別なので色々な時間に対応できます

SH#01はスライドドアを開けるとすぐにリビングになっているので、外と空間をつなげるように使ってもいいでしょう。また後方にベッドを展開しておけば、外遊びで疲れたときなどにちょっと横になることもできます。広い車内を生かしたレイアウトなので、使い方の自由度が高いのがポイントです。
乗車定員8名のキャンピングカー「モビーディック SH#02」
大人数でわいわい楽しめる
モビーディック SH#02最大の特徴は、車両後部の左右にベンチシートを備えていることです。片側3名、合計6名が向かい合って座ることができます。気の合う仲間が一緒に移動できるのは、このSH#02ならでは。運転席・助手席との間にはキッチンが備わっていますが、家具の高さを低めに設定しているので、前後席のコミュニケーションは取りやすくなっています。一般的なミニバンよりも多い人数で移動したいという人にはこちらのモデルがオススメです。
大人3名がゆったり寝られるフルフラットベッド
SH#02は後部のベンチシートの間にベッドマットを敷き詰めればフルフラットベッドが完成します。長方形なので、大人3名がゆったりと横になれるスペースです。テーブルを出したままでもベッドを展開できるので、車座でくつろいで、そのままゴロリと横になるのもいいですね。
キッチンとベッドが独立しているので出しっぱなしでOK

スペース効率を考えて設計されているキャンピングカーは、車中泊して朝起きたときにベッドを片付けるのが面倒という声をよく聞きます。連泊するといちいち片付けをするのは手間でしかありません。しかしSH#02はキッチンとベッドスペースが独立しているため、ベッドを展開したままで調理をすることができるのです。中央のベッドマットを背もたれに戻せばすぐにテーブルも設置できるので、リビングに戻すのも簡単です。
モビーディック SH#01とSH#02、それぞれどんな人にオススメ?
モビーディックのSH#01とSH#02、同じボディながら内装の仕立て方はまったく違います。選べるのがポイントですが、それぞれどのような使い方の人が向いているでしょうか?
モデル名 | 乗車定員 | 就寝定員 | 燃料 | 駆動方式 | コンプリート価格(税込み) |
NH#01 | 5名 | 3名 (大人2名、子ども2名) |
ガソリン | 2WD | 512万6,000円 |
4WD | 539万0,000円 | ||||
ディーゼル | 2WD | 553万3,000円 | |||
4WD | 579万7,000円 | ||||
SH#02 | 8名 | 3名 (大人3名) |
ガソリン | 2WD | 482万9,000円 |
4WD | 509万3,000円 | ||||
ディーゼル | 2WD | 523万6,000円 | |||
4WD | 550万0,000円 |
SH#01:家族でゆったりとしたい人にオススメ
SH#01は、お子様がいるご家庭に向いているモデルです。運転席と助手席から振り返ったところに2列目シートがあるので、見守りながら移動できるので安心です。もちろん3点式シートベルトを完備しているのでチャイルドシートはしっかりと装着することができます。もちろん6名まで乗車可能なので、人数が増えても大丈夫ですね。
SH#02:大家族や仲間が多い人にオススメ
SH#02は、やはり大人数で楽しみたい人にオススメのモデルです。一般的なミニバンよりも多い8名という乗車定員で、後部のベンチシートに6名座れるというパッケージは、旅の気分が盛り上がりますね。停車時もゆったりとでき、キッチンとベッドを別々に使えるというのもポイントです。
ハイエースのキャンピングカー「モビーディック」はフレックスのお店で

ハイエースのスーパーロングをベースにしたフレックスのオリジナルキャンピングカー「モビーディック SHシリーズ」の2モデルを紹介してきました。SH#01とSH#02、どちらもハイエースの長所と短所を知り尽くしたフレックスが自信を持ってお届けするキャンピングカーです。また、モビーディックには普段乗りにも使いやすいNHシリーズやコミューターベースのCOMCAMもラインアップしています。どのモデルが自分のスタイルに合っているかは、ぜひお近くのフレックスのハイエース店で実車を確かめてください。
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