心地いい空間をちょうどいいサイズで実現した新作ハイエースキャンピングカー『BELUGA(ベルーガ)』 | フレックス

心地いい空間をちょうどいいサイズで実現した新作ハイエースキャンピングカー『BELUGA(ベルーガ)』

キャンピングカーの記事|,,,,,,

  • 投稿日:2024/2/6
  • 更新日:2024/4/30
FLEXオリジナルキャンピングカー BELUGA(ベルーガ)

フレックスのキャンピングカーシリーズ「MOBY DICK」に、新しい仲間『BELUGA(ベルーガ)』が加わりました。ハイエースをベースに、心地いい空間をちょうどいいサイズで実現した新型キャンピングカーをご紹介します。

ちょうどいい室内空間と取り回しのしやすいボディサイズを両立

FLEXが企画・製造・販売を行っているハイエースをベースにしたオリジナルキャンピングカー「MOBY DICK(モビーディック)」のシリーズに、新しいモデルとなる「BELUGA(ベルーガ)」が加わりました。

FLEXオリジナルキャンピングカー BELUGA(ベルーガ)

名称のベルーガとはシロイルカの別名で、水族館などで人気の愛らしい小型のイルカのことを指します。モビーディック=白鯨なので、新作は同じクジラの仲間ということでベルーガとなりました。

ベースはハイエースワゴン GL

「スーパーロングのハイエースをベースにしたキャンピングカーは室内が広くていいけど、大きすぎて取り回しが難しい」と感じる人も多いかと思います。いっぽうで、「標準ボディのハイエースだと、ちょっと手狭感がある」という人も。

FLEXオリジナルキャンピングカー BELUGA(ベルーガ)

確かに装備を色々と盛り込むことができるスーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフの室内は魅力的ですが、運転するのには慣れが必要なサイズかもしれません。対して標準ボディをベースにした場合はある程度の割り切りが必要で、コンパクトな室内を工夫しながら使うという感じになるでしょう。

FLEXオリジナルキャンピングカー BELUGA(ベルーガ)リビングモード

新作のベルーガは、ロング・ワイドボディ・ミドルルーフのハイエースワゴン GLをベースにしています。車両のサイズは全長4,840mm x 全幅1,880mm x 全高2,105mmなので、標準ボディのハイエースバン(全長4,695mm x 全幅1,695 x 全高1,980mm)よりも一回り長く、幅広く、背が高いという仕様です。

FLEXオリジナルキャンピングカー BELUGA(ベルーガ)

室内の広さをワイドボディ・ミドルルーフで確保しつつ、ロングボディで取り回しのよさを実現したバランスのいいモデルです。実際にハンドルを握る人にとって、行き帰りの運転は楽しくもあり、同時にストレスでもあります。道中の扱いやすさも考えているのが、このベルーガです。

乗車定員6名、就寝定員2名というゆとり空間

FLEXオリジナルキャンピングカー BELUGA(ベルーガ)ドライブモード

ハイエースワゴンの純正モデルは定員が10名ですが、ベルーガでは運転席、助手席、2列目シートに3名、後部のベンチシートに横向きで1名の合計6名に変更されています。ゆとりある着座レイアウトとしたことで、室内空間に余裕が生まれました。

FLEXオリジナルキャンピングカー BELUGA(ベルーガ)

2列目シートには定評のあるFASP社製シートを採用しました。通常よりも幅が200mm広い1,400mmで、座面も成形タイプなので、座り心地が向上しています。もちろん3点式シートベルトなので安全面も問題ありません。

木製家具とツイード生地による優しい室内空間

ベルーガは、ドアを開けると落ち着きと温かみのある空間が広がります。家具には茶系の木目と明るいツイード素材を使い、床面にはウォールナット調の重歩行フロアとしています。

くつろぎのベッドモード

FLEXオリジナルキャンピングカー BELUGA(ベルーガ)

2列目のFASPシートをフルフラットにして、ベンチシートとキッチンの間にベッドマットを設置するとベッドモードになります。ベッドサイズは縦2,580mm x 横1,200mm。

FLEXオリジナルキャンピングカー BELUGA(ベルーガ)ベッドモード

作業はとても簡単で、キッチン下部についているパネルをスライドして土台にするだけです。ベルーガに採用しているFASPシートは、ドライブモードでは座り心地のいい立体的な成形シートですが、ベッドモードでは平らな面が上になるので、大人2名がゆったりと寝ることができるフルフラットベッドになります。

必要十分な収納スペースを確保

収納はモビーディックシリーズで培った経験が活かされています。ギャレーには、深さのある2つの引き出しと下部のスペース、さらに頭上の棚で、車中泊で必要なキッチン周りのアイテムが収納できる容量を確保しています。さらにベッドの下にはテーブルとベッドマットを収納できるスペースを用意していますので、家族での旅行も対応できるようになっています。

また、運転席側の壁面にも収納が並んでいます。USBのコンセントも備わっているので、スマホなどの充電も可能です。

使う人に優しい設計に

ベルーガは、FLEXのキャンピングカー「MOBY DICK」シリーズの各モデルで培われたさまざまなノウハウが数多く詰め込まれています。

乗員の保護とデザイン性を両立

FLEXオリジナルキャンピングカー BELUGA(ベルーガ)

ベルーガは、車体左側にキッチンと収納、右側にベンチシートを備えています。従来モデルでは家具の角は木製のままでしたが、ベルーガにはアルミ製のコーナーパネルを採用しました。アールのついたアルミ材は見た目のアクセントになるだけでなく、身体が触れても怪我をしにくく、物が当たっても家具自体に傷が付きにくいようになっています。

設置位置が変えられるテーブル

FLEXオリジナルキャンピングカー BELUGA(ベルーガ)

テーブルは800mm x 300mmのスリムなサイズで、取り付ける位置を選べるようにしています。リビングモードでは、後ろに向けた2列目シートとベンチシートの間にテーブルを設置して、団らんの空間にすることができます。そしてテーブルを1列目と2列目の間に設置すれば、簡単な飲食や仕事もできます。後部のベッドで誰かが寝ていても大丈夫です。

温もりのある照明

FLEXオリジナルキャンピングカー BELUGA(ベルーガ)

心地いい空間は照明にも現れています。ベルーガには、天井に角型シーリングを2つ取り付けています。木製家具やツイード素材と相性のいい暖色LEDで、空間を優しく照らしてくれます。また運転席側の壁面収納内部にも間接照明が仕込まれているので、夜はゆったりとしたくつろぎの空間にすることもできます。

ベルーガの照明にはもうひとつ特徴があります。可動式のスポットライトを3つ用意していることです。両サイドの窓の上部にライティングレールを設置しているので、レール上であればスポットライトは自由に配置が可能です。調理中はキッチンの上、夜は読書灯としてベッドサイドに。使うシーンに合わせて動かすことができます。

シャワーとしても使える水まわりを完備

水まわりは、伸縮式のシャワーフォーセットにフロージェットポンプ、給排水には12リットルのタンクをそれぞれ標準で装備しています。キッチンで使用するだけでなく、車外で汚れを流すこともできます。

シックな黒木目家具仕様も登場しました!

FLEXオリジナルキャンピングカー BELUGA(ベルーガ) 黒木目家具

茶系の木目家具でデビューしたベルーガに、新たに黒木目の家具が追加されました。テーブルやキッチン、収納など、家具がすべて黒木目に変更されています。温かみのある茶木目に対して、黒木目はシックな装いです。

茶木目の明るい空間と黒木目の落ち着いた空間、どちらも心地よく過ごすことができる内装に仕上がっています。もちろん機能面は同じですので、好みに応じてお選びいただけます。

MOBY DICKの新作ベルーガはフレックスのお店で

FLEXオリジナルキャンピングカー BELUGA(ベルーガ)

ハイエースのロング・ワイドボディ・ハイルーフをベースにした「ベルーガ」は、くつろぎの内装をちょうどいいサイズで実現しました。週末のお出かけはもちろん、普段使いもしたいという方にもオススメできる1台です。新作のベルーガが気になるという方は、お近くのフレックスのハイエース店にご相談ください。スタッフ一同、お待ちしております。

MOBY DICK BELUGA コンプリート価格

TRH214W(ガソリン2WD):¥5,060,000(税込)

TRH214W(ガソリン2WD):¥5,324,000(税込)

MOBY DICK BELUGA 車両スペック

ベース車両:トヨタ ハイエース ロング ワイドミドルルーフ ワゴンGL

乗車定員:6名

就寝定員:大人2名

登録ナンバー:8ナンバー

車両サイズ:全長4,840mm x 全幅1,880mm x 全高2,105mm、車内高1,390mm

内装架装費一式:¥2,557,500(税込)

執筆者

熊崎 圭輔(くまさき けいすけ)
元輸入車カスタム雑誌の編集長。ドイツ語圏を中心にレンタカーで走り回った旅好き。その後MOTAに移籍。副編集長として、新型車をはじめクルマに関する記事制作に従事。国内外を問わずドレスアップやチューニングにまつわる取材経験から、MOTAカスタムの記事展開にも寄与。純正もいいが、カスタムすれば自分のクルマに対してさらに愛着が湧き、人とは違う個性的なクルマにすることで、人生がもっと楽しくなると考えている。

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