【車好き必見】トヨタ ハイエース、ランクルのヘッドライトクリーニングのススメ | フレックス

【車好き必見】トヨタ ハイエース、ランクルのヘッドライトクリーニングのススメ

ハイエースの記事|,,,,

  • 投稿日:2016/9/15
  • 更新日:2018/10/10
ハイエース、ランドクルーザーのヘッドライトクリーニングのススメ

長く車に乗っていると避けられない、ヘッドライトのくすみ、曇り、黄ばみ

はじめまして、ランドクルーザーハイエース富山店の二丹田(にたんだ)と申します。富山県の皆さんにハイエースやランドクルーザーを販売するに当たり、販売車両の万全のメンテナンスを日々意識しているのですが、今回はそういった日々のメンテナンスの中でお客様にぜひ紹介したい作業をご紹介します。それは「ヘッドライトのくすみ(曇り)落とし」です。長年1台のハイエースやランドクルーザーに乗っていると、直射日光や砂埃、鳥のフンなどでヘッドライトが少しずつくすんできますよね。たとえ、エンジンやボディなどのコンディションはよくても、ヘッドライトがくすんでいると必要以上に車が古く見えてしまいます。でも、ヘッドライトはプロの手にかかれば新車当時のように綺麗にクリーニングできるんです。どうやってヘッドライトを綺麗にするのか、その作業工程を紹介するのでご覧ください。

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ランドクルーザーハイエース富山店 二丹田店長

ランドクルーザーハイエース富山店

二丹田 将人

ランドクルーザーハイエース富山店の店長。北海道で生まれ育ったため、寒さには異常に強く、富山の冬も厳しいとは感じない。愛車はレトロなハイエース100系(4WD)で、車中泊をしながら旅行をするのが趣味。

ヘッドライトが白くくすむのはなぜ?

ヘッドライトがくすんだハイエース100系

プラスチック製のヘッドライトレンズは必ずくすんできます

昔のガラスレンズが採用されていた車ではヘッドライトがくすむことはありませんでした。しかし、光の透過性、軽さ、割れた時の安全性、コストなどからポリカーボネート(プラスチックの一種)がヘッドライトに採用されはじめ、それ以降ヘッドライトのくすみ問題が出てきました。ちなみに、ハイエースやランドクルーザーだけではなく、BMWやメルセデスベンツのような高級輸入車でもヘッドライトはくすんできます。現代の車である限り、共通の悩みなんですよ。話を戻すと、くすみの原因になるのはヘッドライトのポリカーボネート表面に汚れや傷防止のために施されているクリア塗装が傷むこと。砂埃などでクリア塗装が少しずつ傷ついてきたり、紫外線やヘッドライトの熱でクリア塗装が変色したりするのがくすみの原因です。また、鳩のフンや虫の死骸など強アルカリ性の汚れが原因で表面が腐食することもあります(フンや虫の死骸はヘッドライトだけではなく、塗装も傷めます)。

ヘッドライトクリーニング後のハイエース100系

砂埃や紫外線、ヘッドライトの熱が原因です

ヘッドライトのくすみがいつで起こるのかはレンズが日光にさらされた時間や車の保管状況(屋内保管か、屋外保管か)によって違います。レンズのくすみのほとんどが表面のクリア塗装の劣化が原因です。しかし、、HIDヘッドライト装着車両では漏れたキセノンガスがヘッドライトユニット内に充満し、ヘッドライトが曇るようなこともあります。ちなみに、ヘッドライトのくすみは長く車に乗っていると皆さん体験しますが、テールランプがくすんだ、という話を聞くことはありません。一体なぜでしょうか? ヘッドライトは衝突安全性を考えた結果、ポリカーボネートが採用されているのですが、テールランプは紫外線に強く耐候性が高いアクリル樹脂が採用されています。また、テールランプはヘッドライトほど熱が発生しないこともレンズが傷みにくい理由の1つです。

ヘッドライトクリーニングの作業工程

ジスクペーパーとポリッシャーでレンズを磨いていきます

ジスクペーパーで小傷や古いクリアを落とします

くすんだヘッドライトを綺麗にするにはジスクペーパー(研磨紙)で古いクリア層やレンズについた小傷を落とす必要があります。この作業で大事なのは、最初は目の粗いペーパーで磨きはじめ、少しずつ目の細かいペーパーに変えて仕上げていくこと。フレックスでは5種類のジスクペーパーを利用して磨いていきます。この磨きの過程でレンズについた傷はよほど深い傷でない限り、ほとんど綺麗にすることができますよ。ペーパーの使用後はコンパウンドを使って、仕上げを行います。ペーパーでの磨きだけでは新車時のように綺麗にはならないので、コンパウンドでの仕上げ工程は非常に重要です。

写真で見るヘッドライトクリーニングの様子

仕上げ後のヘッドライトコーティングは必須です

ハイエース100系もクリーニングをすればご覧の仕上がりです

ペーパーとコンパウンドでの磨きで新車時のようなヘッドライトレンズがよみがえりますが、そのまま放置するとすぐに再びレンズはくもりはじめてしまいます。新車のヘッドライトレンズを守っているクリアコーティングと同様に、ヘッドライトクリーニング後には新たにコーティングを施してやる必要があります。フレックスでは通常のクリアコーティングではなく、特殊なガラスコーティング剤で表面をコーティングし、ヘッドライトレンズの美しさができる限り長く維持できるように施工しています。なお、今回はフレックス全店を代表してランドクルーザーハイエース富山店での作業を紹介しましたが、こちらの作業はフレックス全店でお受けしています。フレックスで購入した車両でなくても喜んで作業させていただきますので、お近くのフレックス各店にご要望ください。

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店舗案内

ランドクルーザーハイエース富山店

ランドクルーザーハイエース富山店

北陸エリア富山県の皆様お待たせしました。ランドクルーザー60から、ランドクルーザー70、ランドクルーザー80、ランドクルーザー100、最新ランドクルーザー200、FJクルーザー、新型プラドのカスタム、リフトアップモデルからハイエースの新車、中古車まで何でもお任せください。誰が見ても「かっこいい」と納得できる一台がきっと見つかります。

執筆者

武内 祐徳(たけうち ひろのり)
モトクロス/エンデューロなどダート系2輪レース参戦を趣味としており、マシンを運ぶためのトランスポーターとしてハイエースを所有。学生時代に建築を学んできた知識を活かし、自らハイエースの内装カスタムなども手掛ける。ハイエースやランクルの素晴らしさを多くの人に知ってほしいと自動車ウェブメディアの編集者へ転身。得意な車種はハイエース/ランドクルーザー/ロードスター/ジムニーなど。

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