【売れてるのはコレ】トヨタ ハイエースをキャンピングカーにカスタムするのが今、人気! | フレックス

【売れてるのはコレ】トヨタ ハイエースをキャンピングカーにカスタムするのが今、人気!

キャンピングカーの記事|,,,,,

  • 投稿日:2016/12/21
  • 更新日:2019/7/19
トヨタ ハイエースをキャンピングカーにカスタムするのが今、アツイ!

手軽に製作できるハイエースのキャンピングカー

80年代の終わり頃から日本で何度かアウトドアブームが起こりましたが、ここ数年のアウトドアブームの盛り上がりは今までと違う気がしますね。グランピングのような豪華なキャンプを楽しむ人が増えてきましたし、車でのキャンプも少し前までの「何とか車の中で眠ることができたらOK」という考えではなく、「自宅と同じように快適に眠りたい」というお客様が増えてきました。そういった豪華な仕様のキャンピングカーは輸入車にもありますが、高額過ぎてハードルが高いという声が多く聞かれます。しかし、国産車のハイエースをベースに製作すれば予算もある程度抑えられますし、豊富なパーツを組み合わせれば世界に1台しかない、アナタだけのハイエースキャンピングカーを製作することができますよ。今回はキャンピングカー向きのハイエースはどのモデルなのか、インテリアのさまざまなオプションを実際の販売車両をベースに紹介させていただきます。ぜひ参考にしてみてください。

オススメのハイエースキャンピングカー

キャンピングカーに最適なのはハイエースバン

ハイエースの車中泊仕様

過去にフレックスWebサイトで紹介した記事

フレックスWebサイトでは過去に「キャンピングカー、車中泊仕様車ならハイエースがオススメ」やハイエースでキャンプを楽しみたい方向けの「FLEXオリジナルシートカタログページ」を紹介してきました。ハイエースのキャンピングカーの基礎知識やコンプリート車両として手頃な値段で車中泊仕様のハイエースが欲しい方には上記の記事はオススメです。こちらの記事では1歩進んで、使い勝手やデザイン性にこだわった本格的なハイエースキャンピングカーを作りたい方向けのベース車両選びのポイントやどういった機能を選ぶことができるのかをご紹介します。

トヨタ ハイエースバン

荷室のカスタムを前提にするとベース車はハイエースバンになる

まずベースとなる車両選びから。本格的なキャンピングカー仕様のハイエースのベース車両のほとんどはハイエースバンになります。販売チャンネルの違いから別名称がつけられたレジアスエース(ハイエースバンと同じ仕様)もベース車両になることが多いですね。ハイエースワゴンはワイドボディ・ハイルーフで荷室の広さだけを見ればキャンピングカーに適した車ですが、本格的なキャンピングカーのベース車両にならないのは10名乗車の車両だからです。冷蔵庫や水回り、こだわったインテリアなどを装備したキャンピングカー仕様のハイエースを製作するとなると、ハイエースワゴンの売りである10名乗車が可能な後列シートを取り払う必要があります。そうなると乗用車の3ナンバー登録ではなく、4ナンバー(小型貨物車。標準ボディ)か1ナンバー(普通貨物車。ワイドボディ)の貨物車登録となってしまいます。本格的なハイエースのキャンピングカーを製作するには、ワゴンより車体価格が少し手頃なハイエースバンをベースにした方がいろいろ作業しやすいということですね。ハイエースのナンバー区分については「トヨタ ハイエースのボディサイズ、ナンバー区分の違いを知ろう」の記事にまとまっていますので、そちらを参照してください。

ハイエースバンのグレードごとのボディサイズ比較

ロングバン スーパーロングバン
スーパーGL DX・DX“GLパッケージ” DX・DX“GLパッケージ”
標準ボディ ワイドボディ 標準ボディ ワイドボディ
標準ルーフ ミドルルーフ 標準ルーフ ハイルーフ ハイルーフ
エンジン種別 3Lディーゼル
2Lガソリン
3Lディーゼル
2.7Lガソリン
3Lディーゼル
2Lガソリン
3Lディーゼル
2.7Lガソリン
最小回転半径 2WD車 5.0m
4WD車 5.2m
2WD車 5.2m
4WD車 5.4m
2WD車 5.0m
4WD車 5.2m
2WD車 6.1m
4WD車 6.3m
燃費 10.2~11.2km/L 9.1~10.6km/L 10.4~14km/L 9.3~10.6km/L
全長 4,695mm 4,840mm 4,695mm 5,380mm
全幅 1,695mm 1,880mm 1,695mm 1,880mm
全高 1,980mm 2,105mm 1,980mm 2,240mm 2,285mm
乗車定員 2~5名 3~9名 3~6名

オススメなのはスーパーロングバンのキャンパー特装

というわけで、こちらの記事ではハイエースバンをベースにする前提でお話させていただきます。室内を豪華に使い勝手を良くカスタムするには室内が広いハイエースバンをベースにするのがベストです。そうなるとベース車両はワイドボディでハイルーフな「スーパーロングバン」となります。スーパーロングバンには3列目以降のシートをあらかじめ取り外したり、便利な装備がセットになったりしたキャンパー特装車(キャンピング特装車)という専用パッケージが用意されています。キャンパー特装の特徴としてはインテリアはカスタムされる前提でシンプルな装備となっている点です。荷室のシートは取り付けボルトも含めて装備されず、床は鉄板がむき出しの状態。天井以外の内張りも貼られておらず、「荷室部分は好きに仕上げてください」という仕様です。ただし、車中泊仕様では必須のリアクーラーは標準装備となっています。その他の内装はDXグレードと同等です。キャンプ仕様のハイエースを製作するにはキャンパー特装車がベストなのですが、スーパーロングバンは同じハイエースバンのラインナップにあるロングバンより最大で全長が+70㎝となり、運転しやすさや駐車スペースに問題が出てくるかもしれません。また、ワイドボディでハイルーフなスーパーロングバンは標準ボディより18.5㎝、標準ルーフより30.5㎝大柄なボディです。詳しくは上記表をご覧ください。室内の広さに多少の制限はありますが、標準ボディ、標準ルーフのハイエースバン(スーパーGLやDX)でもキッチンやリビングを設けたキャンピングカーにすることも可能ですよ。2段ベッドなどを装備させたいなら天井の高さに余裕があるハイルーフ、せめてミドルルーフ車を選ぶのをオススメしますが。ただし、ベース車両選びは今、お住まいの環境も関係しますから、どのハイエースのボディサイズがギリギリなのか、どの装備は譲れないのか、を具体的に話し合いながら決めていきましょう。経験豊富なキャンピングカー千葉北店のスタッフに何なりとご相談ください。

かなり自由にデザインできるハイエースの室内

下記でキャンピングカー千葉北店の在庫車両の室内の様子をご紹介します。椅子の配置、テーブルの有無などいろいろな仕様があるのがおわかりいただけますか? 何名で出かけるのか、シートは対座式にアレンジできた方がいいのか、天張りとシートの色を合わせたいなど、お客様に合わせてのカスタムオーダーも可能です。

用途に合わせて選べるハイエース用ベッド

車中泊をするためにはベッドモード機能付きシート選びも重要です。何名で寝るのか、ベッド下にある程度の収納スペースが必要なのか(スノーボードを収納するなど)によっては二段ベッドになるシートの選択が必要になるかもしれません。どのようなシートをお選びいただけるのかはフレックスオリジナルシート紹介ページをご覧ください。少し複雑でわかりにくいかもしれませんので、千葉北店か、お近くのフレックスハイエース取扱店にお問い合わせいただいても大丈夫ですよ。

収納スペースの選択肢も豊富

収納スペースの有無もキャンピングカー製作では重要なポイントです。スノーボードやサーフィン、自転車などを積載するにはそれを想定したスペースが必要ですし、何泊もするような旅行には荷物の整理がしやすい引き出しや天井の収納スペースがあった方が便利ですからね。なお、フレックスで製作するキャンピングカーはベッドモード時のマットや取り外し可能なテーブルはコンパクトに収納できるようにデザインされています。

あれば便利なオプション装備

実際にアウトドアで使ってみないとわからない点ですが、車中泊では窓のカーテンは必須です。外から見られないだけではなく、朝の陽射しで目が覚めてしまうことが避けられます。また、カーテンがあれば暑さ対策にもなりますが、防虫ネット付きの窓を設け、風通しを良くするのもオススメです。その他、水回りや電源(サブバッテリー付きだとなお安心です)、室内で快適に過ごすためのリアスピーカーなど、お客様の希望に応じてさまざまな機能を追加できますよ。

ハイエースキャンピングカー オススメの中古車在庫

執筆者

武内 祐徳(たけうち ひろのり)
モトクロス/エンデューロなどダート系2輪レース参戦を趣味としており、マシンを運ぶためのトランスポーターとしてハイエースを所有。学生時代に建築を学んできた知識を活かし、自らハイエースの内装カスタムなども手掛ける。ハイエースやランクルの素晴らしさを多くの人に知ってほしいと自動車ウェブメディアの編集者へ転身。得意な車種はハイエース/ランドクルーザー/ロードスター/ジムニーなど。

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