木の温もりを感じるハイエースのインテリアカスタムパッケージ「Wood Village（ウッドヴィレッジ）」

フレックスでは車中泊やキャンプなどで使い勝手のいいカスタマイズを提案しています。さまざまなシートアレンジのなかから、今回は木の温もりを感じることができるオリジナルシートアレンジ「Wood Village（ウッドヴィレッジ）」をご紹介します。

ウッディに仕立てたハイエース

ハイエースのインテリアが、まるでログハウスのような空間だったら。そんなコンセプトで仕立てられたのがこの「ウッドヴィレッジ」です。

ベース車両はハイエースバン・標準ボディ DX 5ドア

ウッドヴィレッジのベースは、ハイエースバン・標準ボディ DX 5ドアです。ワイドボディは室内が広いというメリットがありますが、ボディ自体が大きく、普段使いでは慣れるまでにちょっと時間がかかります。いっぽうで標準ボディのDXは、アルファードなどのミニバンよりも小型で取り回しがよく、平日の送り迎えや買い物などでも使いやすいサイズです。ただ、純正のDXはかなり簡素な内装でいかにも営業車然としているため、そのままではプライベートユースにはあまり向いていないと言えます。

そこでオススメしたいのが内装をカスタムするオリジナルシートアレンジという選択肢です。ウッドヴィレッジは2列目シート以降を天然木のパネルやウッド調の家具などで、文字通りウッディにコーディネイトしたものです。

見た目もさわり心地もいいツイード生地のシート

2列目には、フルフラットベッドや対面シートに展開が可能なFASPシートを採用しています。シート生地はツイードです。手触りや風合いがいい上に耐久性も高いのが特徴です。起毛素材と比べて劣化しづらく、レザー素材よりも冷たくならないので、キャンピングカーの内装にはもってこいの素材と言えるでしょう。もちろんベッドマットや後部のシートパッド部分にも同一の素材を使用しています。

木に包まれるダイネット

ウッドヴィレッジは、ドアの内張りや収納家具にもウッドを採用しています。サイドテーブル（こちらもウッド）を展開すれば、大人2名＋αがくつろげるダイネットが出現。天然木の天井と相まって、癒やされる空間が広がります。

フロアには、家具や天井などに合わせて木目調のクッションフロアを敷いています。非常に耐久性が高く、屋外屋内問わずに使用できる素材なので、土足のまま上がっても大丈夫。キャンプやアウトドアでは靴が汚れることもしばしば。そのまま車内に上がってフロアが汚れてしまっても、拭けばきれいにすることができます。もちろん裸足のままでも気持ちがいいフロアです。

ヒノキ天然木の無垢材ルーフ

ウッドヴィレッジ最大の特徴とも言えるのが、後席以降のルーフにウッドを張っているところです。素材には、明るい色合いと自然の木目が美しい天然木のヒノキを使用しています。自然の木材なので、優しい香りに包み込まれるようです。また見た目も、節などが自然に入り、プリント合板とはひと味違う風合いになっています。

また、天井には暖色のLEDダウンライトが備わっており、夜間も暖かみのある空間でくつろぐことができるでしょう。なお、純正の内張りはそのままのため、熱や音などの性能は変わりません。

フルフラットのベッドスペース

2列目のFASPシートを倒し、分割式のベッドマットを展開すれば、フルフラットのベッドが出現します。大人3名（大人2名・子供2名）が就寝できるスペースがあるので車中泊も快適です。見上げれば天然木のルーフが広がり、文字通り木の空間に包まれてリラックスして眠ることができます。

キャンプや車中泊で必須の電源関係もバッチリ

ウッドヴィレッジでは、サブバッテリーやコンバーターを組み合わせた電源システム「エレコ」を標準で装備。走行中にサブバッテリーへの充電が可能で、蓄えた電気は100VのコンセントやUSBから使用することができます。なお、コンバーターの出力は1500Wの正弦波なのでパソコンや一般的な家電の電源として最適で、1日中冷蔵庫やテレビが稼働できる容量（105アンペアx2）を備えています。

また、RVパークなどの電源が備えてあるサイトでは、外部電源を使って車内に電力を引き込むことも可能です。今や車内で家電が使えるのが当たり前。ウッドヴィレッジならば、快適で便利なキャンプや車中泊を楽しむことができます。

簡単な調理ができるキッチンカウンターとステンレスシンク

ウッドヴィレッジは本格的なキッチンではなく、簡易なカウンターと小ぶりなステンレスシンクにしました。室内を圧迫しないシンプルな装備にすることで、標準ボディのハイエースでありながら居住空間を広く取れるように仕立てています。また、13Lのタンクを2つ装備しているので、手洗いや簡単な調理といった最低限のことは車内で行うことができるのが安心ですね。

経年変化も楽しめます

天然木の無垢材なので節目や樹脂の跡がありますが、それもこのウッドヴィレッジの味です。板ごとに模様が異なるので、まったく同じ柄の車はありません。つまり世界で自分だけのハイエースというわけです。

自然素材なので、使っていると見た目も変わっていきます。その変化も、ウッドヴィレッジならではの楽しみです。表面を研いでニスを塗ったり、色を変えるなんてこともできるでしょう。（保証の対象外になります）

ウッドヴィレッジで心地いい暮らしを

プライベートでも快適にハイエースを使いたいという人に、このオリジナルシートアレンジ「ウッドヴィレッジ」はオススメです。ログハウスのようなカントリー調のインテリアがお好きな方には特に気に入っていただける内装です。

普段乗りでも楽なハイエースの標準ボディで、休日は心地いいウッディな内装でゆっくりとした時間を過ごす。お気に入りの車と一緒に豊かな暮らしを楽しんでみませんか？

フレックス オリジナルシートアレンジ 「Wood Village（ウッドヴィレッジ）」概要

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