ランクルよりも目立てる?! トヨタの逆輸入車タンドラとは?
そもそも逆輸入車とは?
日本の自動車メーカー「トヨタ」は、もちろん国産車として日本国内でクルマを生産して、日本で販売しています。同時に、日本で作った車を海外に輸出したり、また海外で生産して販売している、いわゆるグローバルな自動車メーカーです。 そんなトヨタが生産するクルマのなかで、日本では販売されていないモデルがあるのをご存知でしょうか。日本のディーラーなどでは一般的に販売されていない日本メーカーのモデルを輸入したものを「逆輸入車」といいます。
北米で大人気のタンドラ
逆輸入車にもいろいろな車種がありますが、今回はピックアップトラックに注目したいと思います。日本ではあまり見かけませんが、海外では人気が高く、北米では乗用車の約3倍も売れているという人気No.1のカテゴリー(アメリカの分類的にはライトトラック)でもあるのです。
トヨタのピックアップトラックといえば、日本では2017年に復活したハイラックスのみですが、北米ではほぼ同サイズのタコマ、そして全長5.5mを越えるフルサイズのタンドラがラインアップされています。タンドラは2020年には北米トヨタだけで約11万台を販売しており、同社で第6位という売れ行きからみても、その人気のほどが伺えます。ちなみに同年のタコマの販売台数と順位は、約24万台で第3位とこちらも大人気です。
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ビッグなボディサイズがタンドラ最大の魅力
タンドラは北米で生産されており、アメリカ大陸の広くてまっすぐという道路事情にぴったりの車両です。全長5.93m、全幅2.03m、全高1.98m(2021年式リミテッドの場合)という圧倒的なボディサイズ、これこそが国産車にはない魅力と言えるでしょう。他の輸入車をみても、なかなかこのサイズ感の車両はなく、ピックアップトラックというボディ形状と相まって、『The アメリカ』そのものではないでしょうか。
タンドラのボディタイプは3つ
タンドラのボディは3種類あります。後部座席がなく1列目のベンチシートに3人が乗車できるレギュラーキャプ(Reguler Cab)のほか、5名または6名が乗れるダブルキャブ(Double Cab)とクルーマックス(CrewMax)がラインアップされています。もっとも積載量が大きいのはレギュラーキャブ、もっとも室内が広いのはクルーマックスとなります。現在はレギュラーキャブが廃止され、ダブルキャブとクルーマックスの2種類が販売されています。
なんでも積める頼もしいタンドラの荷台
タンドラはピックアップトラックなので後部に大きな荷台があります。スタンダードベッドとロングベッドの2種類があり、荷台の幅はどちらも1686mm、長さはスタンダードで1998mm、ロングで2479mmなので、たっぷりと荷物を載せることができます。この圧倒的な積載スペースは、国産車ではまず見ることがありません。バイクやジェットスキーなどを積載している人も多く、山や海のレジャーにも大活躍してくれるでしょう。
タンドラのエンジンはV8がメイン
現在日本に逆輸入されているタンドラは2007年から2021年まで生産された2代目が中心となります。アメリカンピックアップトラックはV8エンジン!と思い浮かびますが、タンドラはやはり大排気量のV8が主力です。また一部V6エンジンのモデルも存在しています。
2007〜2009年のモデルは、4.0リッターV6、4.7リッターと5.7リッターのV8の3種類。2010年〜2014年のモデルは、4.0リッターV6、4.6リッターと5.7リッターV8。
2015年〜2019年のモデルは、4.6リッターと5.7リッターV8の2種類、2020年モデルは5.7リッターV8のみとなっています。また最新の2021年度モデルではとうとうV8エンジンが廃止され、V6ツインターボとV6ツインターボ・ハイブリッドが搭載されています。
いずれのエンジンも、重量物を積載したり牽引することができるようにトルクフルで扱いやすいのが特徴です。
巨大なボディが魅力のタンドラ。でも税金や燃費などの維持費って高いんじゃないの?
タンドラを買うときに、やっぱり気になるのは車両に掛かってくる維持費です。普段支払うことになるガソリン代はもちろん、車検や税金、保険などについても知っておきたいところです。
モデルごとの燃費
北米でのカタログ燃費は7.2km/L(街中)、8.5km/L(高速)。もちろんこれは広大なアメリカでの話。日本での実燃費は、5.7リッターV8モデルの場合、街乗りでおよそ5~6km/L程度というのが平均のようです。やはりボディサイズや排気量が大きいので、燃費をあまり気にしない人の方が向いているのかもしれません。
タンドラは1ナンバー登録
日本では、全長4700mm、全幅1700mm、全高2000mmすべてが以下で、総排気量2000cc以下の車両を小型自動車と呼び、5ナンバーとなります。全長・全幅・全高・総排気量いずれかの数値が小型自動車の数値をひとつでも上回る車両は普通自動車なり、3ナンバーとなります。これは貨物車にも当てはまり、小型自動車のサイズと排気量の貨物車は小型貨物車で4ナンバー、それ以上のサイズや排気量の場合は普通貨物車で1ナンバーとなります。
タンドラは、積載スペースが1平方m以上あり、積載スペースが乗員スペースよりも大きいなど、運搬業務等の使用に適した車両として貨物車に分類されます。またサイズが小型貨物車の枠を超えているのでナンバープレートは1ナンバーとなります。
車検
普通車は通常2年に1回(新車登録時のみ3年)の車検ですが、タンドラは貨物車に区分されるため、1年に1回の車検となります。掛かる費用は、「法定費用」「車検基本料」「整備費用」の3つ。また法定費用は、「重量税」「自賠責保険」「印紙代」の3つになります。
税金
1ナンバーでの登録した場合の自動車税は、16,000円となります。
重量税は、自動車の重さによって金額が異なります。タンドラは、いずれのモデルも3トン以上となりますので、貨物車登録の場合は16,400円となります。
保険
自賠責保険は、12ヵ月で24,040円となります。
高速料金
タンドラは1ナンバーのため貨物車となります。高速道路の料金は、1ナンバーの貨物車では中型車/大型車/特大車と3つの料金区分がありますが、タンドラは中型車に該当しますので、同じ区間を走行した場合に普通車よりも割高になります。
参照サイト:https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-1number-info/
逆輸入車は部品の手配や料金が心配?!
車に乗っていると不具合や故障が生じる場合があります。これは逆輸入車であるタンドラも同じです。逆輸入車だから部品がなかなか手に入らなかったり、あったとしても代金が高かったりという心配があるかもしれませんが、タンドラは国産車と比較しても高くありません。
メンテナンスはどうするの?
トヨタ車であることから、地域によっては点検や整備をトヨタディーラーで実施することも可能です。部品については、認証工場や一部地域ディーラーで入手が可能ですので、逆輸入車といえども心配することはありません。もちろんフレックスで購入した場合には、メンテナンスや保証(後述)もばっちりです。
逆輸入車に強いフレックスならタンドラも安心して乗れる
走行履歴の改ざんがされていない車両のみ
中古並行輸入車というと、その昔はメーターの巻き戻しによる走行距離の偽装が行われていて、実際よりも少ない走行距離の車両として販売されているケースがよく見られました。
しかしフレックスでは、販売する中古並行車両はすべて「カーFAX」と「オートチェック」で本国出庫時の走行距離を確認しています。日本に入ってきた時点で走行距離の改ざんがされていない車両だけを販売しているので安心です。
カーFAXとオートチェックは、アメリカ国内で販売された車両のVINナンバー(車体番号)から、過去の走行履歴を調べることができる民間の調査機関です。調べることができるのは、「事故履歴」「オーナー数」「整備履歴(ディーラー入庫」「登録履歴(個人・事業用・リース)」「登録州」「走行距離」などです。アメリカでは、ディーラーなどに入庫したり、登録した際に、陸運局にあたるDMVや警察、ディーラー、保険会社などに車両の情報が吸い上げられます。カーFAXやオートチェックはその情報を元にしています。
参照サイト:http://www.carfaxjapan.com
保証について
フレックスで販売する逆輸入車は、保証付き(無料保証)消耗品、内外装部品を除く機能部品をすべて保証しています。保証期間は1年ごとの自動更新で、実質無制限。 補償上限額ごとに3つのプランを用意しています。また無料プランもあります。なお、年式や走行距離により、補償期間が1ヵ月1000kmの車両もあります。
アメリカンテイスト全開のピックアップトラック、トヨタ タンドラ。フレックスでは、履歴の明確な車両のみを厳選して輸入し、納車前の徹底した整備に加えて納車後の保証もついてきます。逆輸入車はちょっとハードルが高いなと思っている人も、フレックスならばサポートはバッチリなので、安心してタンドラに乗ってみてはどうでしょうか?
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