新体制となった2022年。2つの国際レースに出場し、2位とリタイヤという対照的な結果となった。 すでに、2023年がスタートし、次なる戦いの舞台に備え、現在はそれぞれに鍛錬を重ねる日々。
アドベンチャーレースの醍醐味とは
アドベンチャーレースの真髄は「チームワーク」だろう。うわべでも互いの忖度でも遠慮でもない。全員がただひたすらにチームの目的目標達成のために、自ら身を粉にして、チームに惜しみなく注力し、貢献し続けるマインドが求められる。 そして、常に見返りも評価も求めず、自分たちがどれだけ一つ一つの課題をクリアするために、それぞれがコミットできるか。どんな状況でも、できるかできないかではない、やるかやらないかだ。
違って当たり前、違うから面白い!
生まれも育ちも年齢も性別も価値観も考え方も体力も経験値も。ありとあらゆるものが違うメンバー同士が、過酷な自然環境下で衣食住を共にしながら、500km以上の距離を地図とコンパスのみを頼りに、駆け抜けるチームタイムレース。スタートラインに立つ前からチームは凸凹で当たり前。メンバーそれぞれが憤りや不平不満が出て当たり前。なぜなら「違う」からだ。だが、考え方の切り替えや着地点を少し変えるだけで、それらは「面白い」に変化する。こんな状況でこんな風に感じるのか。こんな時にこんな表情をするのか。レース自体も未知数だが、それ以上にチームメンバーはもっと未知数だ。だからこそやりがいが生まれる。
過酷なトレーニングほど共に
アドベンチャーレースはスタート直前までコースが明かされない独特のルールから、どんなにトレーニングを積んできても、必ずしも思い通りに磨き上げたパフォーマンスを発揮できるとは限らない。 しかし、解決策はある。それは、共に戦うチームメンバーと過酷なトレーニングを実践し、成功体験や失敗体験を数多く経験することがとても重要となる。 本物のレースは同じような環境ではないものの、似たような状況はいくつもある。いかに、チームトレーニングで、本番さながらに集中力を高め、メンバー全員が同じ意識レベルで取り組むことが何よりも重要である。
変化・成長の時!
多種目のアドベンチャーレースでは、どれか一つ、秀でただけでは、世界一へと登り詰めることはできない。 更なる成長のためには、今一度チームイーストウインドがメンバー全員に目標とする各種目の求められる技術・経験値レベルを共有しなくてはいけないタイミングなのかもしれない。 例えば、走力はフルマラソン2時間50分以内やラフティングガイド資格取得など。全50項目にも及ぶ。 勝つために必要な条件の数々。すべてに到達するためには、かなり根気が必要ではあるが、檜舞台で勝ち上がるためには必要不可欠だ!!!