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2022.6.8

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【Vol.71】Expedition Oregonに思う事

2022.6.8

連載:Renoca Adventure

同じチームメンバーとして

我らがTeam East Windが海外レースExpeditionOregonに参戦し2位という好成績でゴールしました。とは言っても私はレースには出場せず日本で応援という立場でした。
私がチームのトレーニング生となり今回が海外レース2戦目。
1戦目はフィジーで行われた「Eco Challenge」。そして今回の「ExpeditionOregon」。
レースをSNSやGPSを通じて日本から見ていた私の感想は「感動した!」です。(決して上から目線ではなく。)
チームの一員ではなく完全に1人のEast Windファンとして今回のレースを心から応援しました。
そしてこんな感動を与えてくれた先輩方と同じチームにいることを誇りに思いました。

自分ならどうするのか

自分ならどうするのか

とにかく現地のメンバーの様子が気になりました。SNSとGPSが気になり何も集中できない状態でした。挙句の果てにはメンバーと一緒に雪道を歩く夢を見たり…。
そんな中でもやはりSNSには感謝しました。チームメンバーの笑顔、顔、そして声が遠く離れた日本からでもこのレースの過酷さや楽しさが伝わりました。
ただ先程1人のファンとしてチームを応援していたと書きましたがずっとそうだったわけではありません。
このレースは他人事では無いと。自分ならどういった立ち位置でレースをやり切るのか。
陽希さんのような強烈なキャプテンシー?田中さんのような経験豊富で年齢を感じさせないレースに対する信念?ヨネ君のような他のメンバーをも牽引するチームの推進力?ジョージさんのようなロングレースでも決してブレないメンタリティ?
自分がチームに貢献できる何か強みが欲しいと思いました。

感動を与えれるアドベンチャーレーサーに

ゴールを迎えた皆んなは涙を流していました。当然私も胸を締め付けられ涙が出ました。
今までいくつかのチーム競技をしてきましたがこれほどまでに感動するフィニッシュはありませんでした。田中さんが最後に言っていた「皆んなが一つになろうとした」が本当に成された最高のフィニッシュのように見えました。
このレースが日本中に感動を与えたレースになった事は間違いないです。
では私はこれからどうするのか?
自分の強みを見つけ出しそれを磨きチームに貢献できる選手になる。
そしてたくさんの人に感動を与えるアドベンチャーレースになる。
それがEast Windでアドベンチャーレースをする私の使命です。

感動を与えれるアドベンチャーレーサーに
小倉 徹さん

著者:小倉 徹TOORU OGURA

通称テツ。令和元年度よりトレーニング生となる。学生時代はラグビーに励む。イーストウインドに来るまでは、電鉄会社の写真で運転手。アウトドアや陸上の経験はほとんどない中で新しい世界にチャレンジする姿勢は、まさにアドベンチャーレーサーにふさわしい。現在、カッパクラブでリバー技術を取得中。