ヨーキの挑戦をサポート
チームイーストウィンドのメンバーである田中陽希(通称:ヨーキ)が、日本の名だたる名峰の三百名山と一座を人力で踏破する「グレートトラバース3」(ウェブサイトはこちら)に挑戦中である。ということは、以前の記事に書いたとおりだ。山から山への移動は徒歩、海を渡る時にはシーカヤックを使用する人力の旅である。 新潟県に達したヨーキは、佐渡島の最高峰でもある日本三百名山の金北山(標高1,171.9m)に登るために、新潟県の寺泊からシーカヤックを出すことにした。それに伴い、ヨーキのシーカヤックを保管しているみなかみ町のカッパクラブから、ヨーキの挑戦をサポートすべく、同じくチーム所属の僕、米元瑛(通称:ヨネ)がシーカヤックを積み込んだEast Wind号で急行した。
East Wind号、シーカヤック運搬モードへチェンジ
まずは車のルーフキャリアに専用のパーツを取り付けてシーカヤック運搬モードにEast Wind号をアップデート! 大海原で使用するシーカヤックは少しの傷でも命取りになることもあるので、ルーフキャリアに専用の受けを装着し、シーカヤックのボディを守りながら運搬することができるようになる。 背の高いハイエースはルーフに手が届かないので、ホームセンターで売っている折り畳み式の踏み台を使って上り、ベルトで縛り付けて固定する。 そして我らのEast Wind号は、身長187cmの僕でも広々とした空間で運転ができるので、疲れることなくロングドライブを楽しむことができる。まさに最強のハイエースだ!
お待ちどうさま!!
ヨーキが指定した集合場所で合流し、シーカヤックと必要装備の受け渡しを無事に済ませた。ヨーキはさっそく装備の点検を始め、久々の海峡横断に抜かりない準備を進める。のんびりする暇もなく、翌日には海峡横断スタートだ。
予定では、海流に流されながら約8時間の海峡横断。無事に佐渡島に着岸できれば、数日後には同じ航路で戻って来るはずだ。本州に帰って来るタイミングで、また最強のEast Wind号と一緒に、僕がバッチリと迎えに行くことにする。