【車旅】車だから行ける！　写真映えするお花見ドライブデートスポット5選！　九州編

九州の今年の桜は遅咲き？　早咲き？　開花予想日＆満開予想日をチェック！

春の行楽といえば、やっぱりお花見ですよね！　お花見なくして春は語れません。九州にも人気のお花見スポットはたくさんありますが、今年は街中のお花見スポットではなく、少し遠くのお花見スポットまでドライブデートしてみませんか？　いつもと違う場所で桜の美しさを堪能して、二人だけの思い出の景色をつくりましょう。ただし！　桜は咲きだすとあっという間に見ごろを迎えます。あらかじめ開花情報やアクセス方法、駐車場情報などをチェックしておきましょう。日本気象協会が発表した2017年の九州の開花予想日（2月8日付）は、早い順に福岡県が3月22日頃、熊本県が3月24日頃、佐賀県、長崎県は3月25日頃、大分県は3月26日頃、宮崎県が3月27日頃、鹿児島県は3月31日頃となっています。多少の変動はあるので、満開予想日とあわせてチェックしておきましょうね！　それでは、車で行ける九州のおすすめお花見デートスポットをご紹介しま～す！

福岡一美しい一本桜　ため池に映るのは「逆さ桜」と2人の未来

浅井の一本桜　久留米っ子は桜も恋も本命一本やけん！

全国の一本桜ファンのみなさん、お待たせいたしました！　今日ご紹介したいのは、浅井の一本桜です！　おじいちゃんおばあちゃんが生まれる前から立っている、樹齢約100年の山桜です。こちらの桜、開花時期は遅めで例年4月上旬頃に開花します。山梨の神代桜（じんだいざくら）や岐阜の淡墨桜（うすずみざくら）、福島の三春滝桜（みはるたきざくら）などの一本桜に並んで有名なこちらの桜。ずらりと並んだ桜もいいけど、一本だけというのも粋ですよね。そもそも、明治以前のお花見は、寺社の境内や領主の庭先に植えられた一本の桜を見ることが一般的だったとか。今みたいに沢山の桜を一か所に集めたり管理するのは労力的にも、経済的にも難しかったんですね。だからこそ、一本だけある桜をみんなで大切にし、神聖視してきたようです。つまり一本桜こそ、お花見の原点。昼夜問わず、その存在感はただならぬものがあります。毎年、ライトアップされるこちらの桜は、ぜひ夜も見に行きたいものです。ただし、開花状況によってライトアップ期間が異なるので、夜桜見物する場合は下記の久留米観光サイトをチェックしておきましょう。ちなみに、天候や風などの状況が良ければ、ため池に一本桜が映る「逆さ桜」が見られることもあります。なんとも神秘的で一見の価値ありですよ。じーっと眺めていると、どちらが本物の桜なのかわからなくなってくることも。本格的な写真を撮るのであれば、三脚を忘れずに持っていきましょうね。お花見期間中は、例年約60台の駐車場が設置されております。最寄りの久留米ICから車で約20分で、周辺は自然がまだ多く残っている地域なので、車からのどかな景色を楽しむこともできます。

秋月城へと続くお花見トンネル　日露戦争の戦勝記念桜

秋月 杉の馬場　小石原焼や高取焼の窯元にも寄ってみよう！

秋月（あきづき）杉の馬場の桜は、福岡県朝倉市の人気のお花見スポットです。公共交通機関が近くにないので、まさに車でしか行けないスポット！　杉の馬場通りと呼ばれる道には、約200本のソメイヨシノ、八重桜が見事なトンネルをつくっています。杉なのに、桜？　と思いますよね。実は藩政時代には、藩主のお成り道であり、藩士たちの登城道であり、そして馬の調教用に使われていたこの杉並木道。お馬さんが走っていたんですね～。その後、日露戦争の勝利を記念して桜へ植え変えられたとのこと。現在は500mほど続く桜並木になっており、この桜のトンネルを抜けると秋月城跡があります。小京都とも呼ばれる秋月は紅葉の人気スポットでもあるので、お花見デートだけではなく紅葉デートとしても楽しめますね。桜を見た帰り道に、恋人と再訪の約束を取り付けましょう。駐車場は2か所あり、秋月駐車場は400円、上秋月駐車場は300円駐車料金が必要です。秋月駐車場周辺は道幅が狭いので、ランドクルーザーやハイエースなどの大きめの車は上秋月駐車場を利用しましょう。桜の見ごろは、例年3月末から4月上旬で、毎年4月の第1日曜日には、秋月春祭りが開催されます。最寄りの甘木ICから秋月杉の馬場の桜へは、車ですと約20分で到着します。ちなみに、このスポットから県道509号線経由で30分ほど走るとあるのが東峰村（とうほうむら）。こちらは小石原焼（こいしわらやき）と高取焼（たかとりやき）の窯元があることで有名なスポットです。日用品としての「用の美」を突き詰めた小石原焼と、遠州七窯の風格ある「綺麗さび」を追求した高取焼。この二つの流れを汲む約50の窯元が点在するこの地では、民芸品・陶器のファンが涎を垂らすような窯出し焼き物の購入ができたり、作陶体験ができます。二人でお互いのプレゼント用にお茶碗などをつくるのは、とっても楽しいですよ！　お花見デートのついでに立ち寄れば、その日を忘れないための素敵なお土産ができるはずです。

篤姫も来たってよ！　桜島を背景に桜を愛でる 島津家別邸の庭園

仙巌園（磯別邸）　世界遺産登録された集成館事業もここから

鹿児島市にある名勝仙巌園（せんがんえん）は、薩摩藩主であった島津家別邸の庭園として造園された豪華なお花見スポットです。仙巌園の敷地面積はなんと……50,000㎡！　錦江（きんこう）湾こと鹿児島湾を隔てて桜島の全容を借景とするこの庭園は、史跡名勝天然記念物にも指定されたお殿様のお庭です。NHKの大河ドラマ『篤姫』のロケ地として使用されたこともあり、実際に本物の篤姫もこの庭園を何度も訪れたとのこと。園内ではソメイヨシノはもちろん、梅にも似た赤い色を特徴とするカンヒザクラなど、さまざまな桜の景色を堪能することができます。もともとは、島津家の第19代当主であった島津光久によって造園されたこちらの仙巌園。その後も歴代当主による改築が重ねられ、幕末には第28代当主の島津斉彬（なりあきら）がこの敷地の一部を使い、製鉄工場やガラス工場を建設するなど近代化事業（集成館事業）を起こしもしました。それらの史跡と建物は2015年に、「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産にも登録されたことで有名です。こういった見どころが桜以外にも盛りだくさんなので、二人で一日楽しい時間を過ごせること間違いなしです。園内にはレストランもいくつかあり、薩摩の郷土料理をはじめ、バラエティー豊かな料理が用意されています。昼食後には仙巌園の名物薩摩菓子「ぢゃんぼ餅」にも、ぜひトライしてみてください。あま～い砂糖醤油のとろみをかけたこのお餅のスイーツ。「ぢゃんぼ」という独特の言葉は、武士が刀を二本脇に差している状態を指す「両棒」から転訛したとか。その名の通り、お餅に2本の串が刺さっていることが特徴のお菓子です。桜島を背景に桜とおいしい食べ物を楽しみ、歴史に思いを馳せ、2人の未来についても語り合ってみてください。仙巌園から少し足を伸ばせば、車で10分の距離にかごしま水族館もあるので、車で仙巌園を訪れれば水族館デートも楽しめますよ。鹿児島市内の中心地からは国道10号線経由で10分ほど。鹿児島空港からは九州自動車道と国道10号線経由で、40分ほどです。

「一万本桜」が囲む球磨川水系のダム湖を周回ドライブ　プロポーズの返事は一周した後で

市房ダム　桜図鑑園＆多目的ダムの大噴水ショー＆ダム釣りも楽しもう

熊本県の市房（いちふさ）ダムでは、ダム湖の周囲14kmを取り囲む桜並木を見ることができます。「一万本桜」と呼ばれるこちらの桜、実際はその倍、20,000本ほど植えられているとのこと。ダムの周りの要所要所に車を停めて、写真を撮りながら周ってもいいですよね。また、ダム湖のそばには約70種からなる200本の桜を集めた「桜図鑑園」もありますので、時間があれば立ち寄ってみましょう。園内では、ソメイヨシノのような誰でも知っている品種から、淡い緑色の中心に赤い色の染まる花びらを持つ御衣黄（ギョイコウ）と呼ばれる珍しい品種まで、まとめて見ることができます。さらに、球磨川水系の多目的ダムとして、ダム好きの人たちからも人気のこのスポット。そういった切り口で特に注目を集めているのが、80ｍの高さまで噴き上がる大噴水。もともとは水質改善のためにはじまったダムの一機能でしたが、今では噴水を見るために人が訪れるほど。実はこの噴水、ダム湖畔にある「物産館 水の上の市場」内の機械にお金を入れるとはじまるんですね。100円玉5枚の投入で、10分間の噴水ショーが見られるという仕掛けに、みんな大興奮。「ちょっと待ってて～」と、恋人を外に待たせて噴水サプライズをしてもいいかもしれません！　ちなみに、ダム釣りスポットとしても有名なこの市房ダムでは、お花見を兼ねた釣りデートもアリかもしれませんよ。魚の食いつきを待ちながら花見を楽しめちゃうので、気分を持て余すことなく二人の時間を過ごせます。そういえば桜期間中は、ダムの周回道路がライトアップされるので、夜に訪れても美しい景色を楽しむことができますよ。この市房ダムは最寄りの公共交通機関がないので、車があるからこそ行けるお花見スポットです。桜の見ごろは、例年3月中旬から4月上旬。400台の無料駐車場があり、熊本市街からは九州自動車道経由で約2時間で到着します。

大浦湾の海を背景にお花見キャンプ　寝ても覚めても桜

四本堂公園キャンプ場　西海橋公園に寄って日本三大急潮の「うず潮」を見よう

長崎県の四本堂（しほんどう）公園キャンプ場は、大浦湾の北西部に位置するお花見もできるキャンプ場です。約500本の桜を眺めることができるこのキャンプサイトは、なだらかな斜面に設置されているため、桜と一緒に海も眺められるのがポイント。海を向こうに、のんびりバーベキューをしながらお花見というのも楽しいですよね。お花見にあわせて流行りのキャンプデートに誘ってみてはどうでしょうか。このスポットへのアクセスは、長崎市街から国道206号線経由で1時間ほど。公共交通機関では行きにくい、車だからこそ訪ねられる場所だと言えるでしょう。キャンプやバーベキューをする場合は、荷物を運ぶためにも車は必須です。キャンプサイトはオートキャンプ用と一般キャンプ用の2種類があり、一般キャンプサイト利用者用の駐車場も用意されています。ちなみに、キャンプ場の利用は前日の16:00までに予約が必要です。さらに、この公園から小迎（こむかえ）バイパス/西彼杵（にしそのぎ）道路経由で30分ほど走ったところにある西海橋（さいかいばし）公園でも、約1,000本の桜を見ることができます。キャンプした翌日にドライブがてら訪れてみてもいいかもしれませんね。おすすめは、この公園内にかかっている西海橋という二つの橋。大村湾を塞ぐ針尾（はりお）島と西彼杵半島の間の水域・針尾瀬戸（はりおせと）をまたぐこの橋の下は、「うず潮」の名所。日本でもまれに見るその流れの速さから、有名な鳴門海峡や関門海峡に並んで、日本三大急潮のひとつとして選ばれています。海の絶景と、桜の景色を楽しめば、きっと忘れられない思い出になることでしょう！

桜を見に行くデート車は、Renoca（リノカ）で決まり！

無難なハリアーはもうやめて、車もあの子も自分色に染めよう

九州のお花見ドライブデートスポットをご紹介しました！　どうでしたか？　美しい桜の景色を見ていると、あと何回見れるのかな～なんて縁起でもないこと考えちゃいますよね笑。桜が見られるのは一年に一回こっきり。それも超短い期間です。せっかくの特別な季節ですから、大切な人との最高の時間を演出したいものです。で、行き先が決まったとなると、あと考えなければならないのは、どんな車で迎えに行くのかということ。とはいえまあ、相手の好みを考え出すとキリがないのも実際です。で、結局どうしていいかわからずに「デート　車　モテる」とか、「デート　車　ダサい」なんて検索して、Google先生に頼り切ることになっていませんか？　でも、もうそんなことは今日でやめましょう！　誰かのレールの上に乗ってデートする自分とはおさらばです。やっぱりデートで大切なのは、あなたの魅力を最大限に相手へ伝えることです。となると車もそうあるべき。たとえば、頑丈で有名なトヨタのランドクルーザー。この車はそれだけでもかっこいいですが、これをより自分らしい一台に仕上げてみるという手もあります。そんなことできるの？って思っちゃいますよね。はい、Renoca（リノカ）だったらできちゃうんです。リノベーションカーが名前の由来でもあるリノカでは、ランドクルーザーやハイエースなど、日本が世界に誇る名車を、自由にデザインして乗ることができます。よりクラシカルに、よりフェミニンに、よりポップに、あなた好みの一台で、意中のあの子を迎えに行きましょう。きっと気に入ってくれるはずですよ！　ベース車であるランドクルーザーもチェックしつつ、リノカのウェブサイトのシミュレーションページで色を変えたりパーツを変えたりして、一番好きな一台をつくってみましょう。もちろん、二人で一緒につくってみるという最終奥義もありますよ！　それだったら絶対にハズしませんから！