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新型ランクルプラド180はいつ発売? 現在わかっていることは?

新型ランクルプラド180

新型ランクルプラドの発売はいつ?

2009年に登場したランクルプラド150ですが、ようやく次期モデル、新型ランクルプラドの発売が見えてきました。

歴代のランクルプラドはランクル発表の翌年に発表されるのが通例です。現行モデルであるランクル300は2021年にデビューしているので、普通ならば2022年にランクルプラドが発表されるはずでしたが、世界的な情勢によりスキップされました。

その後、色々な状況が変化し、ようやく新型ランクルプラドの目処が立ったようです。スケジュールとしては、発表が2023年の夏頃で、発売が秋から冬にかけてというのが有力です。

新型ランクルプラドはどうなる?

次期型のランクルプラドはいったいどのような車になるのでしょうか? 日本国内で発売されているランクル300や、北米トヨタが発表した新型タコマ1などの情報などをもとに、次期型ランクルプラドを予想してみましょう。

名前はランクルプラド180? それともランクル250?

初代ランクルプラドは70、2代目は90、3代目は120、そして現行モデルである4代目は150と続いてきました。次期型はプラドと名付けられて5代目に当たりますが、180と呼ばれるようです。ランドクルーザープラド180(ランクルプラド180/180プラド)が、次期型の名称です。

なお海外では、プラドの名称が廃止され、最上級モデルであるランドクルーザーとの繋がりを感じさせるランドクルーザー250(ランクル250)になるのでは?というウワサも出ています。

TNGAを採用したGA-Fプラットフォーム

現行型の150プラドは、3代目の120からプラットフォームなどを引き継いだキャリーオーバーモデルであり、ラダーフレームやエンジンなど、機構の多くが120の進化版という位置づけでした。しかし次期モデルである180プラドでは、トヨタが全面的に採用しているアーキテクチャー「TNGA」に基づいたプラットフォームである「GA-F」が採用されることになります。このGA-Fは、フルサイズのトヨタ車用プラットフォームで、ランドクルーザー300、タンドラ、レクサスLXに採用されています。

ラダーフレームは継承

プラットフォームは一新されますが、ランクル300でも採用されたようにランクルファミリーの伝統であるラダーフレームは継承されます。これにより、現行モデルよりも大幅な軽量化と低重心化が実現し、ボディ剛性も向上することが予想されます。

ついにハイブリッドを搭載?

現行モデルの150プラドでは最終的に2.7L直4ガソリンと2.8L直4ディーゼルの2本立てとなりましたが、次期モデルの180プラドでは新たにハイブリッドエンジンが搭載されることになりそうです。

これは、北米トヨタが発売しているタンドラ2にも搭載されているエンジンで、V型6気筒3.5Lツインターボの「i-FORCE MAX」となるかもしれないというのです。ちなみにスペックはエンジンが437ps/80.5kgm、モーターが48ps/25.4kgmというもの。一気にスポーツSUVの王座を狙えるという仕様です。

また、直列4気筒2.5Lのガソリンハイブリッド、もしくは2.4Lディーゼルターボハイブリッドも候補として挙げられそうです。

タコマ顔になる? 気になる新型ランクルプラドのデザイン

ランクルプラドはモデルを重ねるにつれてデザイン的にも洗練が進んでいますが、150プラドの最終のフェイスリフトは2017年9月ということで、少し古さを感じさせるものになってきました。

北米トヨタのピックアップトラックとして大人気のタンドラタコマは、最新モデルではそれぞれグリルが大型化され、迫力あるワイルドなデザインとなりました。このデザイン的な流れはかなり強く、次期型の180プラドもそのエッセンスは入りそうです。 また、兄貴分であるランクル300に通じるスタイリッシュなデザインも取り入れられることが予想されます。

というわけで、現時点では北米トヨタ系デザインとランクル300系デザインという、大きく2つの方向性が考えられます。さらに、一部では丸目仕様があるのでは? というウワサもありますが、いずれにせよどのようなデザインとなるのか非常に楽しみです。

新型ランクルプラドのグレード構成

180プラドのグレード構成はどのようになるでしょうか?

発売当初は2.7LガソリンはTX、2.8リッターディーゼルはTXとTX-G、TX-G Lパッケージという、現行モデルと同じ展開が予想されます。また、スポーツグレードとしてGRスポーツ、さらに先にお伝えしたハイブリッドもラインアップに加わる可能性があります。

納車が順調になるのはかなり先の可能性が高い

2023年夏頃に発表が予想されるランクルプラドの次期モデル「ランクルプラド180」ですが、納車は早くて2023年秋となるようです。しかし、新型ランクルプラドは人気が殺到する可能性が高く、発売当初は供給量が十分に確保できないことが予測されます。

ランクル300の発売後にも同様に供給不足となり、コロナ禍があったとはいえ、未だにディーラーでは受注停止状態が続いています。もちろんトヨタも全力を挙げて生産体制を整えているとは思いますが、納車の状況が改善されたという声はまだ聞こえてきません。

このことから、ランクルプラド180がデビューしたとしても、すぐに手に入れることはかなり難しく、2024年に入ってもなかなか乗ることができない可能性があります。

次期型が納車されるまで現行型の最終モデルに乗るという手もあり

発表されてもすぐには乗ることができそうにないランクルプラド180ですが、納車を待つまでの間に現行型のランクルプラド150に乗るというのも一つの手だと思います。ランクルプラド150は現在も非常に高い人気を保っている車種であり、中古車市場も高値安定で、値落ち率が低いのが特徴です。つまりランクルプラド180納車までの繋ぎとして乗っても、あまり値落ちせずに乗り換えることができるでしょう。

フレックスのお店にも次期型ランクルプラド180の問い合わせが増えてきています。今後もランクルプラドの情報をお伝えしていきますので、引き続きご期待ください。

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執筆者

熊崎 圭輔(くまさき けいすけ)
元輸入車カスタム雑誌の編集長。ドイツ語圏を中心にレンタカーで走り回った旅好き。その後MOTAに移籍。副編集長として、新型車をはじめクルマに関する記事制作に従事。国内外を問わずドレスアップやチューニングにまつわる取材経験から、MOTAカスタムの記事展開にも寄与。純正もいいが、カスタムすれば自分のクルマに対してさらに愛着が湧き、人とは違う個性的なクルマにすることで、人生がもっと楽しくなると考えている。

出典

  1. 新型タコマ
  2. タンドラ