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ランドクルーザープラド95(95プラド)はカスタムが楽しい! イチオシのレトロスタイルも注目です

ランクルプラド 95プラド カスタム

ランドクルーザープラド95(ランクルプラド95)とは?

ランドクルーザーは、3つのカテゴリーに分かれています。ステーションワゴンのランドクルーザー(ランクル55、ランクル60、ランクル80、ランクル100、ランクル200、ランクル300)、ヘビーデューティのランドクルーザー70、そしてライトデューティのランドクルーザープラド(70プラド、90プラド、120プラド、150プラド)です。今回紹介する95プラドは、90系プラドの車種バリエーションである5ドア・ロングボディの車両を指します。

ランクルプラドとしては2代目

ライトデューティとしてランドクルーザーから派生したのは、1985年のランクル70(ワゴン)から。このモデルはまだプラドの名前が付けられておらず、ヘビーデューティなランクル70(バン)の快適仕様という位置づけでした。

その後、1990年に街乗りを視野に入れたモデルとして初代ランクルプラドが登場します。8人乗り/4ドア車の追加やオートマチックの搭載など、アウトドア好きなライトユーザーを取り込む車となりました。ちなみにプラドとは平原を意味する言葉です。

今回の主役であるランクルプラド95は、プラドとしては2世代目に当たり、1996年に登場します。90系はそれぞれ、2ドアのショートボディを90プラド、5ドアのロングボディを95プラドと呼んでいます。

国内仕様では、プラドで初となるガソリンエンジン仕様がラインアップに加わり、後期モデルではコモンレール式のディーゼルエンジンを採用。デザイン面でも、トラックや作業用車両のような先代とは一線を隠したモダンなインテリアとエクステリアを採用することで、ランクルファンが一気に拡大したモデルとも言えるでしょう。

2ドア/5ドア、標準ボディ/ワイドボディと仕様が豊富

90系のランクルプラドは、90/95ともに標準ボディ(ナローボディとも)と、オーバーフェンダーが装着されたワイドボディが存在しています。シンプルでちょっとクラシカルな雰囲気の標準ボディとモダンで力強いワイドボディ、どちらも選ぶことができます。

また、95プラドには3列シートを備えた8人乗りモデルのほか、2列シートの5人乗り仕様も存在しています。その他、多くのバリエーションがあり、好みのスタイルやエンジン等の仕様、乗り方などに合わせて選べるのが、90系プラドの特徴と言えるでしょう。

関連記事:歴代ランクルプラドについて
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ランドクルーザープラド95はカスタムに向いている?

95プラドは、中古車市場でも高い人気を保っている車です。タフな設計であるランクルファミリーの一員なので、頑丈なモデルであることは間違いありませんが、最終モデルの販売が終了してから20年以上が経過し、年数に応じた経年変化も含めてメンテナンスなどは必要になります。

それならばリフレッシュも兼ねて、自分の好きなスタイルにカスタムをしようというユーザーが多いのです。

95プラドはレトロなテイストのカスタムが似合う

今のSUVは、強いボディラインやエッジの立ったデザインの車が多く、それはそれでカッコいいのですが、「ちょっと攻めすぎでしんどい」、「もうちょっと肩の力を抜いた、優しいスタイリングの車が欲しい」といった声も聞かれます。

そこでオススメしたいのが、95プラドをレトロなテイストにカスタムすることです。ボディカラーを流行りのくすみカラーに塗装すると、クラシックなイメージに仕上がります。前後バンパーは樹脂色のままがいいでしょう。

また、ディテールではレンズ類の変更がオススメです。例えば、ヘッドライトを丸目のレンズに変更すると、今の車とは違う優しい表情になるでしょう。サイドウインカーをオレンジ色のレンズに変更してもテイストが合わせられますね。

さらに足元に、スチールホイールのような懐かしいデザインのアルミホイールを履けばばっちり。レトロなカスタムでオシャレに乗ることができますね。

キャンプやアウトドアでも95プラドは映える!

休日はキャンプなどで自然を楽しむ人も増えてきました。キャンプサイトやアウトドアのシーンでは、95プラドがとてもよく似合います。なかでも、アースカラーのボディに丸目ヘッドライトでカスタムした車は、優しいキャラクターで溶け込んでくれるでしょう。

人気のランドクルーザープラド

ランドクルーザープラド95のカスタム実例

ランドクルーザープラド95の内装カスタムのポイント

自分の好みのスタイルに仕上げることができるのも、中古車カスタムの魅力です。内装は、運転するときに常に視界に入り、常に手で触れることができる場所ですが、年数が経過した車両は、紫外線などで劣化が進んでいたり、傷ついていたりします。そのような気になる場所は、カスタムしてリフレッシュしてしまうことをオススメします。

95プラドのシート

経年変化で痛みが生じている可能性が高いのがシートの表皮です。とくに運転席は乗り降りが一番多く、ドア側の座面を中心に擦れや破れが生じていることもあります。そんなダメージのあるシートをリペアするなら、シートカバーがオススメです。純正のシート形状に合わせて設計しているのでフィッティングもよく、一見するとカバーには見えないかもしれません。手触りも心地いい素材となっているので、インテリアをシックにリフレッシュすることができます。費用対効果が高いこともポイントですね。

95プラドのベッドキット

車中泊やキャンプが好きな人なら、ベッドキットもオススメです。リアシートを折りたたんで展開する形になりますが、大人2名程度ならばらくらく寝ることが可能になっています。フレックスでは、オリジナルベッドキットを用意しています。95プラド専用設計となっているのでフィッティングもバッチリです。

95プラドのナビ・オーディオ

純正オーディオは2DINに近い形状ですが、アフターの2DINオーディオやナビなどを装着する場合は若干の加工が必要になります。オススメはフローティング型のモニターを備えたナビシステムです。2DINサイズを超えた大きな画面で見やすく、操作もしやすいのが特徴です。

また、スマートフォンと連動させて使用するディスプレイオーディオという選択肢もあります。使い慣れたスマホのアプリをそのまま車内でも使うことができるので便利ですね。

95プラドその他の内装パーツ

内装では、ステアリングやダッシュボードなどが経年劣化している場合があります。主な原因は皮脂や汚れ、そして太陽による紫外線や熱です。ステアリングはウッドタイプに交換したり、純正をベースにレザーを巻き直してもいいでしょう。またダッシュボードは、上部にダッシュマットを追加すると隠すことができ、加えて太陽の反射も抑えることができて一石二鳥です。

ランドクルーザープラド95の外装カスタムのポイント

中古車が古く見えてしまうのは、外装の汚れや傷が原因であることも多いものです。修理などを行うのであれば、同時にカスタムをして自分好みのスタイルに仕立てるのがいいでしょう。「どうせお金を払うなら、お気に入りのカスタムを」というわけです。

95プラドのボディカラーの変更

元のボディカラーと同じカラーで再塗装をするというのも一つの方法ですが、色を変えてしまうというのも面白いと思います。例えば純正カラーにも、個性的なものや、当時はラインアップされていなかった色がたくさん存在します。また、トヨタ以外でも魅力的なボディカラーがいっぱいあるので、いろいろと探してみてはどうでしょうか?

95プラドは、今流行りのアースカラーもよく似合うでしょう。アウトドアやアクティビティの風景にもよく馴染みますし、街で見かけてもオシャレに映りますね。

95プラドのワイドボディのナロー化

よりクラシックな雰囲気を出すために、ワイドボディの95プラドをナロー化するというカスタムも人気です。ワイドボディは、ナローボディをベースにして4輪のオーバーフェンダーとドアパネルが装着されています。ナロー化はこれらの樹脂パーツを取り外す必要があります。

これらのパーツを外した後には取り付け用の穴が残るので、その部分を埋める「スムージング」という板金作業が行われます。平らな鉄板部分の穴を埋めるには高い技術が必要になりますが、フレックスのお店が作業を依頼している板金工場ならば大丈夫。ワイドボディであった痕跡はまったくわからないように仕上がります。

95プラドのTOYOTAエンブレム

現在のトヨタ車は、一部の車種を除いてフロントグリルにトヨタマークを装着しています。これは創立50周年を記念して1989年に発表されたもので、初代セルシオから装着が始まりました。95プラドの純正も同様にトヨタマークとなっています。

このエンブレムをTOYOTAの文字に変更するカスタムも人気です。文字エンブレムにすることで、昔のランクルや初代ランクルプラド風にクラシックなイメージへと変わります。フロントグリルと一緒に交換して、顔つきにレトロ感を出すのはどうでしょうか?

95プラドのヘッドライト

ヘッドライトは、車の見た目を印象づけるパーツです。最重要ポイントと言っても過言ではないでしょう。95プラドの純正は角型のレンズとなっていますが、発売当時は、爆発的に売れていた三菱パジェロに似ているとも言われていました。

そこでオススメしたいのが、丸目のヘッドライトレンズに変更するというカスタムです。大径のマルチリフレクターレンズを使うことで、目元がパッチリとなり、愛らしい表情になります。樹脂製のウインカーレンズも曇ってしまっている場合があるので、同時に交換すれば、リフレッシュしつつレトロにカスタムすることができますね。

また、角目のヘッドライトレンズを使って78プラドルックにするというカスタムも似合います。こちらは見た目が初代プラドに近づくので、よりクラシックなイメージに変身します。フレックスでは、Renoca アメリカンクラシックで実現することができます。

95プラドのバンパー

95プラドの純正バンパーは、黒い樹脂製、またはグレードによってはボディ色に塗装されています。チープ・シックな雰囲気を狙うなら、樹脂色をそのまま活かしたコーディネイトが似合いそうです。また、標準ボディとワイドボディではバンパーの形状が異なるので、スタイルに合わせて選んでみてはどうでしょうか?

もっとクラシックな雰囲気を出したいなら、ランクル70用の純正メッキバンパーを装着するという手もあります。ちょっと無骨な形状のお陰でレトロ感が増し、オシャレに仕上がるでしょう。

95プラドのホイール&足回り

カスタムの方向性に大きな影響力のあるパーツがホイールです。純正ホイールは15〜16インチで、ひと昔前はホイール径をインチアップして履くカスタムが主流でした。しかし、このところ優しいデザインのホイールがリバイバルしているので、純正と同じサイズでインチキープするケースが多いようです。

また、足回りも年数や距離でへたって来ているので、純正や同等品にリプレイスするのがいいでしょう。サスペンションに手を入れるなら、リフトアップするカスタムを行うのもオススメです。

レトロ感のあるデザインのホイールを履いた95プラド

95プラドのその他の外装パーツ

その他では、95プラドはアウトドア系のカスタムパーツと相性が抜群です。例えば、キャンプ時に簡単に日陰を作ることができるサイドオーニングや、たくさんのキャンプ用品を搭載できるルーフラック、さらにルーフテントで見晴らし抜群のキャンプなんてのも楽しいでしょう。

また、ヒッチメンバーを取り付ければ、荷物が積めるヒッチキャリアや自転車が積めるサイクルキャリアも装着できますし、キャンピングトレーラーなどを牽引することもできます。(牽引するものによって免許が必要な場合があります)

ランドクルーザープラド95系のカスタムならフレックスへ

95プラドは、これからも十分楽しめる車です。フレックスのランクル店では圧倒的に多くのランクルプラドを取り扱うことで蓄積したノウハウがあります。オーナーの乗り方や距離に合わせてメンテナンスを行ったり、ウイークポイントを事前に手当することも可能です。

末長く付き合える、魅力がいっぱいの95プラド。ぜひお近くのランクル店へご相談ください。

執筆者

熊崎 圭輔(くまさき けいすけ)
元輸入車カスタム雑誌の編集長。ドイツ語圏を中心にレンタカーで走り回った旅好き。その後MOTAに移籍。副編集長として、新型車をはじめクルマに関する記事制作に従事。国内外を問わずドレスアップやチューニングにまつわる取材経験から、MOTAカスタムの記事展開にも寄与。純正もいいが、カスタムすれば自分のクルマに対してさらに愛着が湧き、人とは違う個性的なクルマにすることで、人生がもっと楽しくなると考えている。