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【使い勝手バツグン】軍隊や災害時の緊急用など、特殊用途でも活躍するトヨタ ランドクルーザー

軍隊や災害時の緊急用など、特殊用途でも活躍するランドクルーザー

ランドクルーザー70がアメリカ軍 特殊部隊に納品されます

先日、アメリカ軍の特殊部隊がトヨタ ランドクルーザーやタコマ(アメリカ以外ではハイラックスとして販売されているピックアップトラック)を正式採用したというニュースが話題になりました。悪路での使用を前提としており、パンクしても一定距離の走行が可能なランフラットタイヤの採用や、特別な設定のサスペンションの採用など民生用(一般)のランドクルーザーとは違う仕様で納品されます。日本でも消防車や救急車などの特殊用途のランドクルーザーやハイエースはトヨタではなく、専門企業(消防車、救急車は日本ではモリタという企業が製作)によって製作・納車されていますが、アメリカでも軍用のカスタマイズは別企業が手掛けており、詳細は不明です。また、以前別記事で紹介しましたが、防弾仕様のランドクルーザーも専門のセキュリティ企業が手掛けるなど、メーカー側が特殊用途車両の製作に直接関わることは少ないようですね(戦車や潜水艦になると川崎重工、三菱重工などが手掛けていますが…)。今回、話題になったランドクルーザー(タフなランドクルーザー70がベース車両です)は特殊な通信機器、観測装置が装備されるとニュースになっていましたが、一目見て明らかに軍用車だとわかる車両ではなく、一般に市販されている車両をベースに特殊車両を製作し、特殊部隊が秘密裡に活動するために使用されるようです。一体、どんなミッションのために特殊部隊用のランドクルーザーが運用されるのか…想像するだけでちょっとワクワクしてきます。

人気のランドクルーザー70

タフさ、悪路走破性から世界で評価が高いランドクルーザー

走れない道はない。最高の悪路走破性を誇るのがランドクルーザー

上記の軍用のランドクルーザー70以外でも、ランドクルーザーは特殊な用途で使用されています。オーストラリアではランドクルーザーを通信基地局として使用する試みがテストされているんですよ。通常は通信が不可能なエリアでも移動基地局の役割を担うランドクルーザーをそのエリアに投入すれば通信が可能になるわけです。普段は通信が不可能なエリアに山火事などで救助隊が投入された場合の通信手段の確保などにランドクルーザーの移動基地局の使用が想定されています。世界中のいろいろなメーカーから4WDが販売されている中でランドクルーザーが選ばれたのは未舗装路であっても、一般的な4WDでは走破できない悪路であってもランドクルーザーなら走ることができるからなのでしょう。移動通信基地局としてのランドクルーザーは地震などの災害時にも役立ちそうですね。なお、トヨタはランドクルーザーを超える悪路走破性を誇る車としてメガクルーザーという車を自衛隊に納車、一般にも販売していました。トヨタはいろいろなシーンで役立つ車を開発、販売しているんですよ。

オーストラリアでテスト中、移動通信基地局としてのランドクルーザー動画

ランドクルーザー70 オススメの中古車在庫

執筆者

武内 祐徳(たけうち ひろのり)
モトクロス/エンデューロなどダート系2輪レース参戦を趣味としており、マシンを運ぶためのトランスポーターとしてハイエースを所有。学生時代に建築を学んできた知識を活かし、自らハイエースの内装カスタムなども手掛ける。ハイエースやランクルの素晴らしさを多くの人に知ってほしいと自動車ウェブメディアの編集者へ転身。得意な車種はハイエース/ランドクルーザー/ロードスター/ジムニーなど。