純正部品の供給は? 耐久性ってどうなの? 気になる疑問にお答えします
トヨタ ランドクルーザー(以下ランドクルーザー)の耐久性の高さや信頼性は日本のみならず、海外でも有名で、それが世界での現在のランドクルーザー人気に繋がっています。これまでに世界180ヵ国以上に出荷された実績があり、気温50度を超える中東の地域から気温マイナス20度を下回るシベリアまで、故障知らずのワークホースとして信頼されている4WD車です。しかし、どれほどタフな車であっても部品の消耗は避けられません。世界のランドクルーザーと言えど、長い長い距離を走り続けると交換が必要になる部品が出てきます。古いランドクルーザーが今も世界中で乗り続けられているのは、単にタフで故障しないことだけが理由ではありません。いざというときに修理に必要な部品が安定して供給されていることも古いランドクルーザーが今も高額で取引されているポイントなんです。ちなみに、純正部品の供給期間というのは日本では経済産業省の方針で決められていて、車の生産が終了してから8年目までとされています。「えっ、生産終了後、たった8年で純正部品が無くなっちゃうの?」と思いますよね。実際はそんなことはありません。これはあくまでも、「メーカーはクルマの生産終了後は最低8年目までそのクルマの部品を供給しなさいよ」という国の方針であって、メーカーはそれ以上の期間、部品供給を続けているんです。
人気のランドクルーザー
- 支払総額
- 366.2万円
- 車両価格
- 349.8万円
- 諸費用
- 16.4万円
年式 1994年(H06年)走行距離 17.2万km修復歴 なし車検 R7年07月色 ベージュ
- 支払総額
- 576.4万円
- 車両価格
- 549.8万円
- 諸費用
- 26.6万円
年式 2022年(R04年)走行距離 1.3万km修復歴 なし車検 車検整備付色 ブラックパール
- 支払総額
- 485万円
- 車両価格
- 459.8万円
- 諸費用
- 25.2万円
年式 2005年(H17年)走行距離 8.3万km修復歴 なし車検 車検整備付色 パールブラック
世界的に見ても、ランドクルーザーの純正部品供給体制への評価は高い
ランドクルーザーの信頼の高さは、30年以上も続いている純正部品の供給も背景にある
メーカーや車種によって生産終了後の部品供給年数はバラバラですが、生産終了から8年を過ぎたクルマでも需要のある部品は生産を続けます。ランドクルーザーは世界的に人気のクルマであることはいまさら言うまでもありません。ですが、ランドクルーザー60は生産終了から28年、ランドクルーザー80は生産終了から21年、ランドクルーザー100でさえ生産終了から10年が経っています。「中古のランドクルーザーを買おうとしているんだけど、故障したときのことが心配で踏み切れない」、「自分のランドクルーザーはあと何年乗れるんだろう…」こんな悩みを持っている方も当然いらっしゃるでしょう。…ご安心ください。ランドクルーザーの部品供給は万全です! 今回は、皆さんのそんな不安を解決するために、生産が終了したランドクルーザーの耐久性や、部品供給に関する疑問にお答えします。これからランドクルーザーを買おうとしている方も、いまランドクルーザーに乗っている方も要チェックな内容ですよ~。
ランドクルーザー純正部品の耐久性と故障しやすい箇所とは
補器類やアクスルの不具合発生は走行距離10万kmあたりから不具合が出ることが多い
実は、どんなクルマにも設計上故障が多い部分があります。ランドクルーザー60、ランドクルーザー80はフロントサスペンションにリジッドサスペンションが採用されていて、距離を走るとアクスルの「ナックル(タイヤが曲がる軸となる部分)」と呼ばれる部分に不具合が出るようになります。不具合の原因はオイルシールの劣化によるものがほとんどで、シールが劣化するとナックルからグリスが漏れ出してきます。グリスが漏れると金属同士の正常な潤滑ができなくなり、異音が発生したり、ガタつきが発生してしまいます。ランドクルーザー60、ランドクルーザー80に共通して故障が多い箇所は他にもあって、エンジンヘッドカバー、ミッションオイルパン、オイルポンプのガスケットや、デスビ(点火装置の一種)のOリングなどですね。これらが劣化してしまうと共通してオイル漏れが発生します。個体差はあるのですが、不具合が出始める走行距離は10万km前後のことがとても多いんです。Oリングやガスケットはゴムなど柔らかい素材がベースになっており、摩耗や消耗が進むとオイル漏れが発生してしまうのは仕方のないことです。そのため、車検や他の箇所の整備の際に問題が出る前にガスケットも交換してしまうのもオススメです。その他、エンジンやミッション、足回りなどに大きな不具合が出るのは稀で、さすがは耐久性の高さに定評のあるランドクルーザーと言ったところですね! ちなみに以前、ランドクルーザー80アクスルのオーバーホールを紹介した記事がありますので、アクスルオーバーホールについて知りたい方はこちらの記事も合わせて読んでみてくださいね。
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走る、曲がる、止まるに必要な部品は供給中なので安心できる
供給終了の部品もあるが リビルト品やサードパーティ製部品で修復可能
世界中で活躍しているランドクルーザーは、部品供給の面でも同じ時代の4WD車より優れています。ランドクルーザー60を例にあげてお話ししましょう。ランドクルーザー60が最初に登場したのは1980年のこと。37年前に設計されたクルマですから、全ての部品がいまでも供給されているわけではありません。ハンドルやシートなどの内装部品、バンパーやグリルなどの外装部品も一部は供給終了になっています。ですが、パッキンやガスケットなどの消耗品、ブレーキなど走行に必要な部品はまだ純正部品が供給されています。ちなみに、オルタネーター(発電機)やセルモーターなどの重要部品についてはリビルト品(再生品)がありますし、マフラーやバンパー、グリルなどの外装部品はサードパーティー製(社外メーカーの製品)で新品が購入できます。省略しましたが、ランドクルーザー80とランドクルーザー100はまだまだ現役のランドクルーザーですから部品供給の心配はありません。購入したランドクルーザーの修理ができないことや、外装リフレッシュができないなんてことはないので安心してお好きなモデルを選んでください。
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古いランドクルーザーの修理やカスタムはフレックスにお任せください!
経験とノウハウをフルに生かし あなたのランドクルーザーライフをサポートします
国内では少ないことですが、海外で走っているランドクルーザーの走行距離は30万km超えているなんてあたりまえ、50万km走っているランドクルーザーや、なかにはメーター1周(100万km)しているランドクルーザーも走っています。ランドクルーザーは他の車よりも生涯走行距離を多く想定してつくられています。これは、ランドクルーザーは長年乗り続けることを前提に購入する人が多いためで、そのため一般的なSUVでは求められないレベルの品質でエンジンや他の部品が製造されているんです。また、長く乗っているとどうしても発生する修理についてもご安心ください。フレックスには知識と経験が豊富なスタッフが多数在籍していますし、自社工場にはランドクルーザーを20年以上修理してきた整備士もいます。古いランドクルーザーを永く乗るためのノウハウはどこのお店にも負けません。古いランドクルーザーでも安心して乗っていただけるよう、お客さまをフルサポートする体制が整っていますよ。好みのランドクルーザーがたとえ古いモデルであっても安心して購入してください。わたしたちと一緒にランドクルーザーライフを楽しみましょう!
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