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【最新版】トヨタ ランドクルーザー60:モデル解説

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ランドクルーザー60 モデルの特徴

80年代のランドクルーザーの最高峰モデル

FJ56Vの後継モデルとして、全く新しいランドクルーザーの最高峰モデルとして1980年にデビューしたのがランドクルーザー60系です。FJ56Vから2F型4.2リッター直6ガソリンエンジンを受け継いだFJ60Vと、併売されていたBJ46(V)と同じ3B型3.4リッター直4ディーゼルを搭載するBJ60Vの2モデルから60系の歴史はスタートしました。その後、ガソリン車はFJ60V→61V→62Vと進化、エンジンも2F型から3F型へ。そしてモデル末期には電子制御化された3F-E型を搭載するFJ62Gが追加されました。

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ディーゼルエンジンにも画期的な進化が盛り込まれたランドクルーザー60系

一方、ディーゼル車はBJ60Vから61Vへと進化したところで、新開発の2H型4リッター直6ディーゼルを搭載するHJ60Vが追加されました。最終的にはこれがターボ化された12H-T型ディーゼル搭載のHJ61Vもシリーズに加わり、ラインナップ拡充が進んで行きます。また、このターボ車登場に加え、3ナンバー(ワゴン)登録車やAT車の登場、マニュアルデフロック機構の設定、装備の違いによるグレードの設定など、ランドクルーザー史上初の画期的な改革が多数行われたのも、この60系の特徴と言える。

ディーゼルモデルは登録できない場合も

1980年代は日本が好景気に沸き、バブルに突入していった時代背景もあり、ランドクルーザーの進化もここで一気に加速しました。60系以降は中古車としての流通も多く、後期モデルではエアコンやパワステといった近代的な装備も充実しているため今でも人気は高くなっています。なお、当時主流だったディーゼルモデルは、全てNOx規制対象車となるので、乗用車登録(3ナンバー)のガソリン車(FJ62G)、あるいは、非常に稀ではあるがバン登録で対策済みのガソリン車以外は規制対象地域での登録はできません。

ランドクルーザー60のボディカラー

圧倒的な人気はトラディショナル・ベージュとホワイトの2色

デビュー当初から前期の60系に設定されていたボディカラーは、ホワイト、フリーボーンレッド、トラディショナル・ベージュ、フィールライクブルーの4色。HJ60Vなどにハイルーフ仕様が設定された後期型になると、上級グレードにワイルドステージ・トーニング(シルバーと濃紺系メタリックの2トーンカラー)やベージュメタリック(濃いブラウン系メタリック)が加わり、オプションでそれぞれのカラーに合わせたサイドストライプ(塗装ではなくデカールのステッカー)が用意されていました。売れ筋は圧倒的にトラディショナル・ベージュかホワイトでしたが、現在の中古車マーケットではオリジナル塗装のボディー色ではない再塗装車も多く見られます。

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執筆者

武内 祐徳(たけうち ひろのり)
モトクロス/エンデューロなどダート系2輪レース参戦を趣味としており、マシンを運ぶためのトランスポーターとしてハイエースを所有。学生時代に建築を学んできた知識を活かし、自らハイエースの内装カスタムなども手掛ける。ハイエースやランクルの素晴らしさを多くの人に知ってほしいと自動車ウェブメディアの編集者へ転身。得意な車種はハイエース/ランドクルーザー/ロードスター/ジムニーなど。