子育てにぴったりな人気ミニバン+ハイエースを比較!
家族が増えると車に求めるものが変わってきますよね。乗る人が増えるのはもちろんですが、荷物の量も段違いに多くなります。お子さんの着替えやオムツ、あるいはベビーカーなどの荷物に加え、スーパーでの買い物、それから大きな家財用品を買うことも増える一方です。それらに加え、キャンプや旅行に車で行くことも考えると、必然的に選べるのはミニバンぐらいのもの。ファミリー層にはSUVも人気ですが、その多くは5人乗りと乗車定員にそこまで余裕はありません。
子育てに役立つミニバンの見どころ
ホンダ オデッセイ | トヨタ ヴォクシー | 日産 セレナ | トヨタ ハイエースワゴン | |
---|---|---|---|---|
全長 | 4,830mm | 4,710mm | 4,770mm | 4,840mm |
全幅 | 1,820mm | 1,730mm | 1,740mm | 1,880mm |
全高 | 1,715mm | 1,825mm | 1,875mm | 2,105mm |
乗車定員 | 7~8名 | 7~8名 | 8名 | 7~10名 |
新車価格 | 280万円~ | 260万円~ | 240万円~ | 270万円~ |
当たり前ですが同じミニバンでも、車種によってそれぞれ使い勝手は変わってきますよね。今回は子どもがいる人にとって、特に重要となる観点から各車種の違いを見ていきたいと思います。 まず気になる車のサイズですが、どれかが目立って大きかったり、逆に小さいということはありませんでした。大体同じサイズとなっていますね。強いて言えばハイエースの車高が、ヴォクシーやオデッセイと比べると25㎝ほど高いので、ご自宅の駐車場に高さ制限がある場合は、念のため気をつけておいた方がよいでしょう。そもそも古い立体駐車場では1,790mmという高さ制限のところもあるので、現在出回っているミニバン全般が注意する必要があります。いずれにせよ、大柄で場所を取るイメージのあるハイエースが、他のミニバンとそれほど変わらないことは意外でした。エンジンに関しては、排気量はセレナとヴォクシーが2.0ℓ、オデッセイが2.3ℓ、ハイエースワゴンが2.7ℓで、出力はセレナが129ps(馬力)、ヴォクシー152ps、ハイエースが160psで、オデッセイが185psとなっていまして、実際に運転する上では、どれかが特別パワーが足りないと感じるようなことはないようです。新車販売価格は軒並み250万前後~と並んでいますね。
オススメのハイエース・レジアスエース
- 支払総額
- 386.8万円
- 車両価格
- 369.8万円
- 諸費用
- 17万円
年式 2020年(R02年)走行距離 4.2万km修復歴 なし車検 車検整備付色 パールホワイト
- 支払総額
- 423.2万円
- 車両価格
- 409.8万円
- 諸費用
- 13.4万円
年式 2022年(R04年)走行距離 6.3万km修復歴 なし車検 R7年07月色 ブラック
- 支払総額
- 575.6万円
- 車両価格
- 549.8万円
- 諸費用
- 25.8万円
年式 2023年(R05年)走行距離 1.6万km修復歴 なし車検 R7年06月色 ブラック
ミニバンの電動スライドドア事情
ヴォクシー、オデッセイ、セレナ、ハイエース各車にパワースライドドアが装備
ちょっとスーパーに買い物に行くだけでも、子どもの着替えやオムツなどの詰まったカバンと、買い物袋を提げているだけでも手一杯ですよね。さらに加えて、駐車場は事故も多いので、お子さんを抱っこしているか手をつないでいるもの。こういった両手がふさがっているときは、ちょっとドアを開けるぐらいのことが大変になってきます。そんなときに活躍するのが電動スライドドア。コンビニに立ち寄ったときなど、車外にちょっと出るというときに、チャイルドシートで眠ってしまったお子さんを、通常ドアの「バタン!」という開閉音で起こしてしまうようなことも避けられますから、必須項目だと言えるでしょう。各ミニバンのモデルやオプションの有無にもよりますが、現在はヴォクシー、オデッセイ、セレナ、ハイエースともに電動スライドドアが装備されております。どの車のパワースライドドアも、ドアハンドル(ドアの取っ手)付属のボタンを押すか、ドアハンドルを軽く引っ張るだけでも自動開閉が可能なので、子育て世帯には本当に便利な装備となっております。
ミニバンに不慣れなママでも安心出来る安全機能
低速走行時の事故をコーナーセンサーとバックモニターで回避
どうしてもミニバンがいいけれども、やっぱり大きめの車を扱うのは不安だというママさんも少なくありませんよね。中でも特に心配だという声をよく聞くのが、駐車場の出し入れや、狭い道の運転にまつわるものです。高速走行時の事故を避けたいのは当然ですが、それと同時に低速走行時の事故もまた心配の種です。運転中に車内のお子さんに気を取られることが少なくない状況においては、注意力も低下しがちで、うっかりミスが起こりやすく、運転者の気持ちにも余裕がなくて、ちょっとした接触事故や自損事故でも、慌ててさらなる事故を引き起こしかねません。そういった低速走行時における不安を拭ってくれる最大のお助け装備はやはり、コーナーセンサーやバックモニターなどの機能でしょう。それでは各車見ていきたいと思います。
子どもと乗るならモニターよりもセンサーの方が安心
さすがファミリーカーだけあって、どの車種もコーナーセンサー、バックモニターの装備が可能となっております。狭い道を曲がるときや、車庫入れの際にクルマの周囲につけたカメラ映像をモニターで確認しながら運転するという方法もあります。ただ、そういう意味で言えば、超音波センサーで障害物との接近を感知し、その距離を音で知らせてくれるコーナーセンサーの方が安心出来ると言えるでしょう。耳に直接入ってくる音であれば、目で確認する作業も必要ありませんし、より感覚的にミスをなくすことが出来るので安心です。この機能は、左折時の巻き込み事故や、気づかないうちに車の横をバイクがすり抜けようとしているときなどにも有効なので、お子さんと乗るときには絶対に欲しい装備です。また、こういったセンサーがあると便利なのはもちろんですが、そもそもハイエースのようにボンネットがないキャブオーバー車は、とても見切りが良いので、隣のクルマや壁にこすったりなどの事故を起こしにくいということは、気に留めておきたいポイントです。
子育てにぴったりな車内空間とは?
ミニバンは積載量だけでなく荷物の積みやすさも大切
さてお次は、やっぱり気になる荷物の積載性です。家族が増えると荷物の量も増えますし、レジャーに出かける機会も増えますよね。たくさんの荷物を詰めることが重要となってきます。ただし、ただたくさん荷物を積めさえすればいいというわけでもないのが現実。育児中の世帯にとっては、「どれだけ」積めるかはもちろん、「どんな風に」積み込むことが出来るのかも大切となってきます。たとえば、お子さんをベビーカーに乗せたまま車内に積み込めるのかなんてところも気になるところですよね。また、そもそもベビーカーは種類によっては荷室に積めたり、積めなかったりするものです。背もたれをフラットに倒して赤ちゃんを寝かせたり、対面式に切り替えて運べるA型ベビーカーは大きくかさばるものが多いですし、リクライニングしたり対面式には出来ないB型ベビーカーは、A型と比べるとコンパクトで軽いものが多く、同じベビーカーでも大きさはだいぶ違ってきます。それでは次に、こういったベビーカーの種類も含めた切り口から、各車の荷物の積載状況を確認していきたいと思います。
ベビーカーがA型かB型かによっては収納出来ないので注意
オデッセイは2013年にアコードベースから決別して、ステップワゴンベースに切り替えてから広い室内空間を獲得し、よりファミリーユースを意識したつくりとなりました。低床で、車高自体は低めだけれども、室内高は132㎝ととても高くなり、以前と比べるとたくさんの荷物が積み込めます。3列目シート使用時のラゲッジスペースにはA型ベビーカーもB型ベビーカーも畳んでしまえば収納可能。3列目シートを全部格納すれば、A型であれば1台、B型ベビーカーなら1台積んでからさらに買い物袋も収納可能です。一方のセレナとヴォクシーの収納状況は同じで、3列目シート使用時にはB型ベビーカーであれば1台は収納可能、3列目を半分格納した場合は、B型ベビーカーであれば畳んだら余裕で積んでさらに荷物を載せるスペースがあり、また畳まなくても1台は収納可能です。さらに3列目シートを全部格納すればA型ベビーカーでも余裕をもって畳まずそのまま載せることが可能となっております。さらにハイエースの場合は、3列目シートを足元に余裕をもって使用していても、その後ろに奥行たっぷりの荷室を確保できますので、B型どころかA型でも3列目を格納することなく畳まずに積め、その上かなり大きな荷物でも積むことができます。
ベビーカーを畳まずに積める車は?
ホンダ オデッセイ | トヨタ ヴォクシー | 日産 セレナ | トヨタ ハイエースワゴンDX | |
---|---|---|---|---|
室内の奥行き | 2,935mm | 2,930mm | 3,170mm | 3,525mm |
室内の幅 | 1,625mm | 1,540mm | 1,545mm | 1,730mm |
室内の高さ | 1,325mm | 1,400mm | 1,400mm | 1,390mm |
オデッセイ、セレナ、ヴォクシーは、2列目シートを3列目側にスライドさせておくと、そのままベビーカーを置けてしまうということも注目したいところですね。お子さんを乗せた後に、スライドドアの開閉口からそのまま積載出来ると本当に助かります。とはいえ、こういったセレナやヴォクシーなど広い車内空間が確保された車でも、そのままベビーカーを載せたとしたら、乗員数にしわ寄せがいくのが実際です。お子さんの人数が多かったり、おじいちゃん、おばあちゃんが乗ったりする場合は、7~8人乗りの設定でも、乗員可能人数分の乗車ができなくなってしまうというわけです。一方、ハイエースの場合は、2列目、3列目の横のスペースに余裕があるので、ベビーカーを畳まずに載せても、10人乗りのモデルであれば10人まるまるの乗車が可能となっています。そこからさらに買い物の荷物などを載せる余裕がまだあるので、これには驚かざるを得ないですね! ハイエースのように、シートを倒さずにベビーカーをそのまま載せても、いつも通りの人数が乗れるというのは本当に助かります。また、この室内空間の余裕は、車内でのお子さんのお世話のしやすさにもはっきりと表れてきます。お子さんのオムツを変えるときなど、大人はどうしても中腰で作業をすることになります。狭いととにかく身動きが取りにくいので、手間もいつも以上にかかるものです。その点、ハイエースは他の車と比べると、天井や壁に体がつっかえることなく動けるので、とにかくラクにお子さんのお世話が出来ることになります。
スライドドアの開口幅はハイエースが他を圧倒
子どもを抱っこしたまま乗りやすいミニバンは?
お子さんを2列目に乗せた後、同じ立ち位置からベビーカーを乗せることが出来るかどうかというのも、スムーズな育児家事を行う上では、大切なポイントとなってきますよね。そういう意味で、お子さんやベビーカーを乗せるときに気になるのは、スライドドアの開口幅です。 買い物の荷物を提げて、子供を抱っこしている人が乗車する場合、ハイエースのように1mぐらいの幅があると出入りが非常に楽になりますよね。以上の切り口から総合的に考えるとハイエースが子育てにぴったりな車だと言えるかもしれません。
ホンダ オデッセイ | トヨタ ヴォクシー | 日産 セレナ | トヨタ ハイエースワゴンDX | |
---|---|---|---|---|
スライドドアの幅 | 2,935mm | 2,930mm | 3,170mm | 3,525mm |
フレックスは子育てにぴったりなハイエースをおすすめします
育児という切り口からミニバンを比較してみましたが、安全面に関する機能は横並びである一方で、お子さんのお世話や荷物の積みやすさなどに関しては、ハイエースは他を圧倒する便利さを備えていました。ハイエースに一度乗ったら、乗り換えられないという声をよく聞きますが、なるほど頷けるところです。フレックスでは、さらに子育て中の方にとって使い勝手が良くなるよう、オリジナルのシートアレンジを施したハイエースを多数ご用意しております。フレックスは、ご家族の人数や、ベビーカーの大きさ、よく行かれるレジャーの内容にぴったりの、各人のライフスタイルに合わせたハイエースの製作を得意としておりますので、ぜひご覧ください!
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