ハイエースをおしゃれに! 200系インテリアカスタム10選
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ハイエースはベースが商用車なだけに、純正では派手さや飾りっ気はまったくなく、実直で質実剛健というスタンスです。そこが頼りになるところでもあるのですが、普段乗りのシーンでは、ちょっと素っ気なさすぎる気がします。
特に内装は、マットなグレーとブラックを基調としたもので事務的に見えてしまいます。特別仕様車のダークプライムIIは一部パネルが黒木目マホガニー調になっていますが、それ以外は働く人のための「The仕事場」という雰囲気がどうしても拭えません。
逆に言えば、少し手を加えただけでも大きな変化を感じられるのが内装です。乗る人の視界に常に入ってくる部分ですし、手で触れる場所でもあります。内装をカスタムすることで、快適度も上がり、自分のハイエースがさらにお気に入りになることでしょう。
今回は、内装のカスタムにフォーカスして、ハイエースベースで実際に売れている人気の10アイテムとともにご紹介していきます。
薄暗いハイエースの室内を明るくしたい!
200系ハイエースのルームランプは電球なので、暗く感じる人が多いかと思います。ムードがあると言えなくもないのですが、やはり明るいほうが気持ちがよさそうです。作業は、純正の電球を取り外し、LEDバルブと差し替えるだけと手軽に交換できるのもポイントです。
前席のマップランプだけでなく、スライドドアのステップ部にあるリアフットランプやセンターランプ、ラゲッジランプなども統一すれば、インテリアの雰囲気がグッとよくなりますよ。白さを強調したものが主流ですが、温かみのある電球色LEDもあるので、好みに応じて選んでみてはどうでしょうか。
オススメアイテム>「レガンス・ファインテックLEDルームランプ」
LEDというと明るくて真っ白なイメージが強いですが、レガンスのファインテックLEDルームランプは暖色系のLEDを採用しています。電球色ですが輝度が高いので室内は純正よりもかなり明るくなります。
もっと収納を増やしてハイエースを便利にしたい!
スマホやタブレット、メモ帳やペンなど、車内に持ち込みたいアイテムは結構あります。200系ハイエース・標準ボディの純正センターコンソールは、中央と左右に収納、前方にトレー、後方にカップホルダー(後席用)が2個というレイアウトで、ワイドボディでは左側に大型のトレーが加わり、それなりの収納力があります。またドリンクホルダーはナビ下部のインパネから引き出して使うタイプが備わっています。
しかし、センターコンソール自体の高さが低く、アームレストがないため、長距離の運転などでは腕や肩の疲労に繋がります。また、ドリンクホルダーも手元にある方が便利ですし、スマホの置き場所も決まっていた方が安心です。
というわけで、純正のセンターコンソールの上から被せるようにして装着するアームレストやアフターのコンソールボックスを導入してみてはどうでしょうか? 収納もグッと増え、スマホも足元に転がらず、肘も置けるのでリラックスできます。アームレストやコンソールボックスでハイエースの室内を便利に、そして快適にしましょう。
オススメアイテム>「FLEX オリジナルアームレスト」
小物入れ付きで、ちょうどいい高さに肘が置けるFLEXのオリジナルアームレスト。助手席側にはドリンクホルダーやスマホホルダーが備わっています。純正トレーにぴったりのワイヤレス充電器もオススメです。
オススメアイテム>「社外品コンソールBOX」
クラフトプラスやクールアートなど、純正コンソールでは成しえない収納性の高さと見た目のマッチングで、インテリアがグッと機能的かつカッコよく変身します。いずれもドリンクホルダーなどがついており、人気の高い商品です。
オススメアイテム>「ヤック ドリンクホルダー」
純正のドリンクホルダーは、オーディオの下に備わっているため、フローティングモニターなどを装着した場合に、飲み物と干渉して使い勝手が悪くなります。ヤックのドリンクホルダーはハイエース専用設計なので、エアコンの吹出口の脇にキレイに装着することができ、飲み物の保冷や保温が可能になっています。
やっぱりハイエースで車中泊したい!
200系ハイエースは、アウトドアやキャンプでも大活躍のクルマです。テントを積んでいってキャンプをするなら、車内でも寝られるようにベッドキットを装着してはどうでしょうか? 同時にカーテンを装着すればプライバシーも確保できます。また、テント+車内ベッドでいっしょに泊まれる人数も増やせますし、多少天候が悪くなってしまっても安心ですね。もっとキャンプが楽しくなるはずですよ。
オススメアイテム>「FLEXオリジナルベットキット」
FLEXのオリジナルベッドキットは、フレームから専用設計したもので、グラつきもなくフルフラットで快適に寝ることができます。高さも5段階に調節可能なので、荷物の形状や量に応じてベッド下の収納スペースを変更することができます。また、ラゲッジスペースの目隠しとしても使うことができるので、防犯対策にも貢献してくれることでしょう。
暑さや音を防いでハイエースの快適性・居住性を上げたい!
ハイエースのバンは、荷物の積載性を重視して設計されているので、乗用車と比べると乗っている人の快適性は残念ながら劣ります。内装材や防音材が控えめなので、エンジンや車外からの熱や音が伝わり、結果として不快に感じてしまうのです。
そんな熱や音を低減させるアイテムが、いくつかのメーカーからリリースされています。運転席と助手席のお尻の下にあるエンジンからの熱を防いだり、車外からの熱や音を低減することで、ハイエースの快適指数を引き上げましょう!
オススメアイテム>「UIビークル・エンジンルームカバー」
運転席と助手席の下に装着するカバー。立体裁断で車種専用に設計されているのでフィット感は抜群です。2列目シートの人は、前方に足を乗せることでエンジンを覆うカーペット部分を汚してしまいがちですが、リア用のエンジンルームカバーを装着することで防ぐことができます。
オススメアイテム>「UIビークル・遮光パッド」
ハイエースの窓に内側から吸盤で装着するタイプの遮光パッドです。車種専用設計なので、サンシェードなどと違いピッタリと隙間なく窓を覆うことができます。車内温度の上昇を抑えることができ、プライバシーも保つことができます。フロントだけでなく、サイドやリアまで、すべての窓に遮光パッドが用意されているので、セットで購入するといいでしょう。防水仕様で汚れにくいのもオススメできるポイントですね。
オススメアイテム>「フェリソニ防音断熱材」
200系ハイエースのバンは内装材が簡略化されているので、太陽の熱で車内の温度が上がったり、雨音が車内に伝わってきたり、タイヤハウスやボディパネルを通じてロードノイズが車内に入ってきます。そんな音や熱を低減させてくれるのが、フェリソニの防音断熱材です。ボディパネルの内側に施工することで、制振や遮音、吸音、断熱の性能を上げることができます。元々カーオーディオ用として開発されているので、いいサウンドも楽しめます。
簡素なハイエースの内装を上質な空間に変えたい!
冒頭でも述べたとおり、200系ハイエースのバンの内装はシンプルで、かなり事務的です。そこでインパネやエアコンの吹出口周辺、グローブボックスなどのインテリアパネルを変更すれば、室内の雰囲気がずいぶん変わります。ウッドパネルを装着すれば高級なインテリア空間を演出することができますし、カーボンやカラー系ならばよりスポーティさを強調できます。インテリアパネルはカスタムの方向性を左右します。常に視界に入る部分なので、しっかりとコーディネイトしたいポイントです。
ワンポイントでアクセントを入れたいなら、シフトノブの交換もオススメです。グリップの色や素材、形状など、さまざまなアイテムが出ています。手に触れる場所だからこそ、こだわりをもって選びたいですね。
オススメアイテム>「FLEXオリジナル インテリアパネル」
艶消しの黒木目マホガニー調パネルを装着すれば、事務的だったハイエースが一気に高級車のような雰囲気に変貌します。反射を抑えてくれるので運転に支障が出ることもありません。
オススメアイテム>「アシグリップエース シフトノブ」
MORINO HIROYUKI氏が手掛ける焚火・キャンプに関するガレージブランド「asimocrafts」とフレックスがコラボしたシフトノブ、「アシグリップエース シフトノブ」は、オーク材から職人が削り出した逸品です。ひとつひとつ木目や色味が異なるため、世の中に同じものはないというものポイとです。手触りがよく、ハイエースのコクピットにも映えるシフトノブです。
泥汚れからハイエースの室内を守りたい!
キャンプや仕事でハイエースを使うと、どうしても靴についた泥を車内に持ち込んでしまうことになります。カーペットは高級感があっていいのですが、泥汚れは掃除が大変です。そこでハイエースのフロア形状にぴったりと合った専用設計のフロアマットを敷くというのはどうでしょうか? 足元がキレイだと快適で気持ちがいいですね。
オススメアイテム>「FLEXオリジナル 3Dフロアマット」
200系ハイエースのフロアを計測して立体的に仕上げてあるので、ズレなくピッタリと装着することができます。軽い汚れ程度であれば洗い流すことも可能で、マット自体が水を吸収しないので濡れた靴で乗り込んでもフロアまで水が侵入するのを防いでくれます。釣りやアウトドアがお好きな方には特にオススメです。ラゲッジ用も用意しているので、濡れた荷物を積みたい方はこちらも一緒にどうぞ。
ずっと乗っていたくなるハイエースに仕上げましょう!
事務所やオフィスのような無味乾燥としたインテリアではなく、自宅のリビングのような感覚に近づけることで、200系ハイエースはよりリラックスできる心地いい空間に変わります。スマホホルダーやドリンクホルダーなど、車内の使い勝手を上げるアイテムも豊富に揃っています。
「もう少し静かになるといいのに」とか「もっとカッコいいインテリアにしたい」、「便利に使えるようなアイテムは無いの?」などなど、ハイエースのインテリアについて感じているあなたのお悩みをハイエースベースのスタッフにぶつけてください。一緒に快適でずっと乗っていたくなるハイエースに仕上げていきましょう。