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ハイエースの足回りのお悩みを解決します! オススメの乗り心地改善パーツはこれ!【サスペンションカスタム】

ハイエースの足回りのお悩みを解決します! オススメの乗り心地改善パーツはこれ!【サスペンションカスタム】

「ハイエースって便利だけど乗り心地悪いよね」ってよく言われますよね。今回はそんなハイエースの乗り心地を改善して、快適に走れるようになるアイテムについて紹介しましょう。

ハイエースの乗り心地をどうにかしたい!

ミニバンなどの一般的な乗用車から乗り換えると、ハイエースのピョコピョコ/ユサユサとした乗り心地にビックリするかもしれません。高速道路でも横風にフラついたり、カーブで大きく外側に傾いたりと、走行安定性の面でもちょっと不安を感じてしまう人もいるでしょう。

商用車だから仕方ない?

ハイエースはもともと商用車として、「たくさんの荷物」と「たくさんの人」を運ぶことが目的です。「運ぶ」という能力に特化しているので、「乗り心地」については二の次。荷物や人を目一杯積んだときに合わせて、純正の足回りはセッティングされています。バンでは最大で1,250kg積んだときでも、ワゴンでは10人乗ったときでも、しっかりと走ることができるようになっているというわけです。

当然、荷物が少ないときや軽いときはバランスが悪くなり、車は跳ねるような動き方になります。でもプライベートで乗っている場合は、乗り心地を改善してもっと快適にしたいですね。

アフターのカスタムパーツで改善できます!

そんなときは乗り心地に関わる足回りをアフターパーツに交換してみましょう。

ハイエースの足回りを構成するパーツと機能は次の通りです。

・スタビライザー:左右のサスペンションをつなぎ、車体のロールを抑えます。ハイエースワゴンは純正で前後に装着されていますが、ハイエースバンはフロントのみで、リアには装着されていません。

・ショックアブソーバー(ダンパー):路面の凹凸からくる上下動を減衰させて、車体の揺れを少なくします。純正では前後左右のサスペンションにそれぞれ装着されています。

・トーションバー(トーションビーム):車体と足回りを繋ぐ棒状の金属で、捻れの反力を利用して車体の姿勢を保ちます。純正ではフロントサスペンションに装着されています。

・リーフスプリング(板バネ):細長い板状の金属を複数枚重ねた形状で、反力を利用して車体の姿勢を保ちます。純正ではリアサスペンションに装着されています。

それぞれのアイテムを適切なものに交換することで、理想の乗り心地を実現することができます。

問題その1:カーブする時に大きく外側に車体が傾く

ハイエースは車高が高いため、座る位置も高くなります。車は走行時にカーブに差し掛かると車体が外側に遠心力で傾きますが、ハイエースは車体の上背があるため車体の傾きは大きく、乗っている人は不安に感じてしまうことになります。

解決その1:FLEXオリジナル 強化スタビライザー

FLEXオリジナル フロント強化スタビライザー

純正のフロントサスペンションにはスタビライザーが装備されていますが、FLEXオリジナルの強化スタビライザーに置き換えることで、カーブでのロールを抑制することができます。また、高速道路などで横風を受けたときにハンドルが取られるような挙動も軽減することができます。

解決その2:純正非装着のリアにもスタビライザーを追加できます

FLEXオリジナル リア強化スタビライザー ワイドボディ

ハイエースの純正リアサスペンションには、スタビライザーは装着されていません。これは、積むものの量や内容によって荷重が大きく変化するというハイエースの特性上仕方のないことですが、プライベートユースの場合はリアスタビライザーを追加した方が乗り心地が向上します。FLEXオリジナルの強化スタビライザーはリア用も用意していますので、フロントと合わせて装着することをオススメします。

問題その2:路面の凹凸によって車が大きく上下する

ミニバンなどから乗り換えると、ハイエースの跳ねるような挙動に驚くかもしれません。運転席と助手席がほぼフロントの車軸の上という位置的な要因もありますが、ショックアブソーバーによる減衰が乗用車のそれではなく、商用車の味付けなのでボヨンボヨンと上下するような動きになってしまうのです。

解決その1:FLEXオリジナル コンプリートショック

FLEXオリジナル コンプリートショック

純正のショックアブソーバーは路面が荒れているとバタバタと車体を揺らし、なかなか収まりません。しかし、FLEXオリジナル コンプリートショックならば素早く振動を収束して姿勢を安定、路面を追従するように、滑らかなサスペンションの動きに変えてくれます。容量が大きいだけでなく、ダンパーの減衰力も14段階に細かく調整ができるので、乗り方や使い方に合わせることができます。

解決その2:FLEXオリジナル コンプリートショック ハーモフレック®Ver

FLEXオリジナル コンプリートショック ハーモフレックVer

FLEXオリジナル コンプリートショックには、ハーモフレック®Verというモデルが新しく登場しています。こちらは路面から入力される周波数に応じて自動的に減衰力を調整する機能が備わっているもので、特に乗り心地を重視する方にオススメのモデルです。人間が感じる3Hz以上の周波数に反応するようにチューニングされており、ハイエースの快適性をさらに上げてくれるショックアブソーバーです。

※ハーモフレック®はKYBの登録商標です。

問題その3:フロントが上下にフワフワと揺れる

ハイエースのトーションバー

ハイエースの運転席と助手席は、車両の一番前方に位置している上に、エンジンの真上ということもあり、走行時、とくに加速や減速では揺れが大きく感じます。足回りのセッティング自体も、荷物を積むと少し穏やかになりますが、軽い状態では跳ねるような挙動です。また、ローダウンすると足回りのストローク量が減ることもあり、ヒョコヒョコとした動きが顕著になります。

解決:FLEXオリジナル 強化トーションバー

FLEXオリジナル 強化トーションバー 2WD

FLEXオリジナル 強化トーションバーは、純正のトーションバーよりも径が太い26.8Φとしたことで、ねじれ剛性がアップ。フワフラとした乗り心地を改善することができ、ブレーキング時のフロントの沈み込みや発進時の浮き上がりを抑えることもできます。また、足回りをローダウンした場合には、フロントの突き上げがさらに強くなる傾向にありますが、その動きも改善してくれるので、足回りをカスタムした方にもオススメです。

問題その4:リアがポンポンと突き上げられるように感じる

FLEXオリジナル 強化増しリーフ ハイエースバン用

積む荷物の量や内容によってリアに掛かる重さが大きく変わるので、ハイエースではリーフスプリング(板バネ)をリアに採用しています。乗り心地よりも荷物を積んでしっかり走ることが目的なので、トラックなどにも採用されており、細かいバネレートの調整が難しいのが実情です。さらにメインの板バネの下に付いているヘルパーリーフと呼ばれる部分が突き上げの原因になっています。

解決:FLEXオリジナル 強化増しリーフ

FLEXオリジナル 強化増しリーフ ハイエースワゴン用

FLEXオリジナル 強化増しリーフを装着すると、路面に対して追従性が格段によくなります。跳ねるような挙動が抑えられるので、乗り心地がマイルドになります。荒れた路面の段差で、純正ではドンッと衝撃が入ってしまうような場面でも、大きく姿勢を乱すことなく通過できるようになります。ワゴン、バン、コミューターそれぞれに合わせて専用にセッティングされており、構造変更の届け出が不要というのもポイントです。

問題その5:シートが揺れるのを何とかしたい

ハイエースの運転席と助手席はエンジンの上に位置しており、座っている高さもかなり地上から離れています。重心から離れるほど振動は大きくなるので、揺れを強く感じます。なかには酔ってしまう人もいるかもしれません。また、エンジンからの振動も気になります。

解決:玄武 モーションコントロールビーム

玄武 モーションコントロールビーム

玄武のモーションコントロールビームは、フロントシートのスライドレールに装着するダンパーです。微細な振動を抑制することで、身体に伝わる不快な揺れを抑えてくれます。エンジンを掛けた瞬間から体感できるスグレモノです。

ハイエースの乗り心地はハイエースベースへ

ミニバンから乗り換えて、使い勝手はめちゃくちゃ上がって便利になったけど、乗り心地が悪いなぁと感じている方や、同乗者が酔うようになってしまったという方、長距離のドライブをもっと快適にしたいという方などなど、ハイエースの乗り心地を改善したいというお悩みをお持ちなら、ぜひハイエースベースにお任せください。今回ピックアップしたFLEXオリジナルの足回りカスタムパーツは、どのアイテムもハイエースに向けて専用開発したものばかりです。トータルで装着するのがベストですが、まずは1アイテムからでも大丈夫。その効果を感じていただけるはずです。

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熊﨑圭輔
執筆者 熊﨑圭輔

元輸入車カスタム雑誌の編集長。ドイツ語圏を中心にレンタカーで走り回った旅好き。その後MOTAに移籍。副編集長として、新型車をはじめクルマに関する記事制作に従事。国内外を問わずドレスアップやチューニングにまつわる取材経験から、MOTAカスタムの記事展開にも寄与。純正もいいが、カスタムすれば自分のクルマに対してさらに愛着が湧き、人とは違う個性的なクルマにすることで、人生がもっと楽しくなると考えている。

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