普段聞いているお気に入りの音楽が、ハイエースだと残念に聞こえるっていう人はいませんか? 今回はハイエースのオーディオを格段にレベルアップさせるアイテムのご紹介です。
ハイエースは音が悪い!?
自宅では大きな音が出せないからマイカーのなかで聞いているという人も多いようですが、音楽を聞く環境としてハイエースはかなり劣っていると言えるでしょう。
まず、スピーカーやヘッドユニット自体がチープであることが挙げられます。また、防音性能が低いため車外の音は容赦なく車内に入ってきますし、走行時にタイヤやエンジンが発するノイズも響いてきます。上質なサルーンではないので仕方ありませんね。
逆に言えば、その弱点を潰していけばいいということになります。今回はハイエースのオーディオに関するアイテムをピックアップ。ハイエースを快適なリスニング空間に変えてしまいましょう!
ハイエースのサウンドを抜群によくするアイテム8選
いい音楽や好きなアーティストのお気に入りの曲が流れていると、気持ちよくドライブできますね。でも、ハイエースの純正オーディオでは…。そんなオーナーにオススメのサウンドアップアイテムをセレクトしてみました。
パイオニア パワードサブウーファー 「TS-WX010A」
低音を強化すると音楽にメリハリが出て、しっかりと聞こえます。そんなときにおすすめしたいのが、パイオニアのパワードサブウーファー「TS-WX010A」です。従来の重低音を響かせるサブウーファーとは異なり、80Hz以下の低音を補うベースサウンドクリエイターという新発想のスピーカーです。一般的なフロントスピーカーでは出しづらい音域をこのTS-WX010Aが補強することで、音楽全体に躍動感が加わり、お気に入りのいつもの曲がさらに好きになること間違いなしです。
コンパクトなボディなので後付け感は少なく、設置する場所を問わないのがポイントです。そしてお値段もかなりお手頃なので、「純正システムにちょっとプラスしていい音にしたい」という方にピッタリです。
パイオニア ルーフスピーカー「TS-G1010F」
ハイエースは、2列目のシートに座っている人はスピーカーから遠いため、音楽が聞こえづらいという問題があります。スライドドアがあるため取り付け位置が限られるからです。そこで音質アップに効果的なのが、ルーフに取り付けるスピーカーです。
パイオニアのTS-G1010Fは小口径の10cmのデュアルコーンサブウーファーで、ユニット自体が非常に薄く作られており、取り付け位置を選びません。まさにハイエースのルーフライニングに取り付けるにはピッタリのスピーカーです。
アルパイン パワードサブウーファー 「SWE-1080」
ノリの良い曲は重低音を感じながら聞きたいですね。アルパインのパワードサブウーファー「SWE-1080」は、7.8cmという薄型でコンパクトなアルミダイキャストボディに20cmの大型ウーファーユニットを詰め込み、最大出力160Wというパワーで迫力の重低音を鳴らします。
アンプ一体型なので設置は簡単。ボリュームや位相、周波数を切り替えるリモコンも付属しています。手軽にハイパフォーマンスな低音を実現できるサブウーファーです。
アルパイン 「メティオサウンド」
ハイエースの運転席と助手席はドアの足元に純正スピーカーがあるため、音が耳に届きにくいという難点があります。そこで開発されたのがアルパイン メティオサウンドです。天井に設置するルーフスピーカーとドアに設置するウーファー、そして専用ネットワークで構成される2WAYスピーカーのシステムです。
メティオサウンドは、耳に近いルーフスピーカーとしっかりとした低域を生むウーファーで、リスナーを包み込むような音場を作り出します。専用ネットワークは車種別にチューニングされているので、ハイエースに最適化されたサウンドが実現します。天井から降り注ぐようなメティオサウンドで、お気に入りの音楽を楽しむのはいかがでしょうか?
メティオサウンドを動画でも紹介しています
アルパイン 「パーフェクトフィット ビッグX 11」
フローティング方式の大型画面が人気ですが、文字通りインパネからボコッと浮いているので違和感という人も。そんなときにオススメしたいのが「パーフェクトフィット ビッグX 11」です。ハイエース・スーパーGLのインテリアに合わせたパネルがはじめから用意されているので、その名の通りフィッティングがパーフェクト。11インチという大きなモニターを美しく装着することができます。
もちろん高品位なナビゲーション機能や高音質なサウンドチューニング、Amazon Alexaによる音声アシストなど、ハイエースのエンターテインメントを集約できる1台です。オプションですが、パノラミックビューモニターにも対応させることができます。
アルパイン 「OPTM8」
車内は、スピーカーの位置や内装の素材、角度などで、音が乱反射したりや吸収されたりするため、音質を上げるのが難しい空間です。しかし、この「OPTM8」ならば、音響の三大要素である「音圧」、「位相」、「アライメント」の均一化を実現することができます。
フロントと2列目のルーフスピーカー、フロントドアウーファー、そしてリアの純正スピーカーを8chDSPパワーアンプでコントロール。しかもスマホのアプリやPCを使うことで、わずか5分でカーオーディオインストーラーが行うような測定と調整が完了します。ハイエースを理想的な音響空間に変える専用サウンド・システムです。
アルパイン クリアサウンドリアビジョン「RXH12Z-LBS-B」
2列目シート以降の人は映像を楽しむモニターも欲しいところですね。「クリアサウンドリアビジョン RXH12Z-LBS-B」は、大画面の12.8インチモニターにステレオスピーカーを内蔵したフリップダウンモニターです。8W 50mmスピーカーを2基搭載することで、人物のセリフなどが明瞭に聞こえるようになります。
また、別売のリアビジョン用外部HDMI接続ボックス(KCU-610RV-VOD)を接続することで、Amazon Fire Stickなどのストリーミングデバイスやスマートフォン、DVDプレーヤーなどのHDMI端子付き機器と接続することができます。
さらにフロントではナビ画面+音楽、リアではWEB動画など、それぞれ別のソースを楽しむことができるダブルゾーン機能や、ワイヤレスヘッドフォンなどにBluetoothで音声出力できる機能も備えています。
リアシートのオーディオとビジュアルを同時に強化したいなら、このクリアサウンドリアビジョンがオススメです。
フェリソニ 防音断熱材
ハイエースは車外の音が結構車内に入ってきます。走行中のロードノイズや雨の音、そしてエンジン音も響いてきます。そんなノイズを低減させてくれるのが「フェリソニ 防音断熱材」です。
この防音断熱材をボディの鉄板と内装の間に施工することで、車内に入ってくる音を減らすことができます。スピーカーが出す音がよりクリアになり、音質を向上させることができます。同時に車外からの熱も防いでくれるので、快適度はグッとアップしますね!
ハイエースでいい音聴くならハイエースベースで
純正のハイエースは、音楽を聴くには厳しい環境ですが、スピーカーやオーディオシステムをカスタムすることで、もっといい音を楽しむことができるようになります。今回紹介したアイテムはいずれもサウンドをレベルアップさせるものばかりです。なかにはハイエースの車内専用にチューニングされているものもあります。
音がよくなると、ドライブも快適になります。ぜひハイエースベースでいい音作りをしてみませんか?