ハイエースは盗まれやすく、イタズラされやすい
ハイエースは、ランクルやレクサスに並ぶ「車両盗難されやすい車種」です。盗難件数自体は減少傾向にあるものの、依然としてランキングの上位にいることには変わりありません。これだけ車両の盗難が話題になっているのにも関わらず、なぜ盗まれてしまうのでしょうか?
ハイエースは需要がある
極論すれば、出自がわからない車でも買う人がいるから盗まれるということです。
>ご存知の通り、日本の道路上でハイエースを目にしないことはありません。仕事用の車として非常に有用であり、多くの企業や個人事業主が使用しています。また、その汎用性に惚れ込んでプライベートでも乗っている人が少なくありません。
さらに海外でもハイエースは人気です。耐久性の高さは折り紙付きで、日本では過走行で値がつかないような20〜30万km走行している車でも、海外では十分に値段が付く=売れるというのが現状です。自動車の輸出は関税や輸送費などのコストが掛かりますが、解体して自動車部品として輸出してしまえばそれらも抑えることができます。これが自動車盗難のブラックマーケットが存在する理由です。
ハイエースは盗みやすい
もう一つの要因としては、ハイエースが盗みやすい車種であることが挙げられます。基本的な設計が20年前のものであり、そこから改良を重ねてきてはいますが、セキュリティ面では最新の車種と比べても劣っていると言わざるを得ません。もちろん最新のレクサスであったとしても、リレーアタックやコードグラバー、そしてゲームボーイという盗難方法によって盗まれています。このように「狙われたら盗まれる」という現状を鑑みると、ハイエースも人気があるうえにセキュリティが甘いということで、窃盗犯にとっては「いい飯の種」ということになってしまいます。
ハイエースを守る防犯対策アイテムはコレ!
ハイエースを悪しき自動車窃盗犯から守るにはどうしたらいいでしょうか? 「プロに本気で狙われたら、どんなセキュリティも通用しない。」とも言われます。しかし、そのようなプロはごく一部ですし、基本的には短時間に手間なく盗める車を狙います。
その逆で、盗み出すまでに時間と手間が掛かるようにすれば、盗まれる確立は下げることができるということになります。
そこで有効なのはセキュリティパーツによる防犯対策です。我々ハイエース専門店がオススメする、ハイエースを盗まれにくくするアイテムをご紹介します。
ブレーキペダルロック
ハイエースは、ブレーキペダルを踏みながらエンジンスタートボタンを押し込むことで、エンジンが始動します。踏まずに押してもエンジンは掛かりません。その機能を使って防犯性能を上げるのが「ブレーキロックペダル」です。
文字通りブレーキペダルを固定して踏み込むことができないようにするための盗難対策パーツです。強固な金属のバーがブレーキペダルのステー部分を後方から押さえることで、ロックをするとブレーキが動かなくなります。仮にドアロックを解除されてしまったとしても、エンジンを掛けることができないので、車を盗み出せないというわけです。
本体はセキュリティボルトにより車体に取り付けられているため、電動工具で破壊する以外には取り外すことは困難です。もちろん走行中にブレーキが踏めなくなるといった誤作動を防止する機構も備わっているので、安心して装着することができます。
FLEXオリジナル アクリルスキャナー
窃盗犯は、セキュリティ対策がされている車はできるだけ避け、盗みやすい車を狙います。FLEXオリジナル アクリルスキャナーは、犯人に「この車はセキュリティがついている(のかも)」と思わせることで盗難の確立を下げようというアイテムです。
点灯パターンやカラーも選ぶことができ、夜間のアクセントにもなります。また、ドアロックと連動するので、車から離れたときに、鍵が閉まっているかどうかを確認することも可能です。
犯人の心理面を利用するのが、このアクリルスキャナーです。
リアウインドウフィルム
車自体の盗難だけでなく、車上荒らしも大きな問題です。とくに職人さんたちは荷室に大事な工具を積んでいます。量も多いので積みっぱなしという人が大半でしょう。しかし、外から丸見えでは「盗んでください」と言っているようなもの。
そこでオススメなのが、リアウインドウフィルムです。フィルムの濃度を選ぶことで、車内からの視界は確保しつつ、車外からはまったく見えないようにすることもできます。
UIビークル キーレス連動ミラークローズキット
アクリルスキャナー同様に、「あれ? キーロックしたっけ?」というときに使えるアイテムが「UIビークル キーレス連動ミラークローズキット」です。スマートキーのオープン/ロックに連動して、ドアミラーも展開/格納するので、車から離れていてもひと目で施錠しているかどうかがわかります。
ミラークローズキット自体に防犯効果はありませんが、自動車盗難や車上荒らしの事案で「鍵を掛けていなかった」という割合がかなり結構高いというのが実情です。せっかく防犯対策をしていても、肝心の鍵が開いた状態では何の効果もありませんね。
FLEXオリジナル エンハンスナット
お気に入りのアルミホイールに履き替えたら、同時にホイールナットもセキュリティタイプを選びましょう。「エンハンスナット」は通常のナットに加えて、セキュリティ機能の付いたロックナットが4本付属しています。ロックナットを取り外すには専用のキーが必要になので、ホイールを盗難される確立を下げることができます。
カラーバリエーションも豊富なので、アルミホイールのデザインやカラー、カスタムのスタイルに合わせたコーディネイトも楽しめます。
FLEXオリジナル セキュリティキーケース
車の盗難方法のなかには、スマートキーの電波を使って行う「リレーアタック」や「コードグラバー」などが存在します。
リレーアタックは、犯人Aが車から離れたところにいるオーナーに近づいて、スマートキーの発する電波を車の近くにいる共犯者Bに中継し、スマートキーがあると車にご認識させてロックを解除し、エンジンを始動して盗み出すという方法です。
いっぽうコードグラバーは、スマートキーが発する電波を解析して複製し、正規のキーに成りすますという方法です。
いずれの方法も、純正スマートキーの電波を違法にハッキングすることができなければ成立しないので、スマートキーの電波を遮断するのが一番の対策になります。
そこでオススメしたいのが、「FLEXオリジナル セキュリティキーケース Denim001」です。車に乗るときはキーケースからスマートキーを出し、車から降りたらキーケースに入れることで、スマートキーの電波を遮断することができます。わざわざ缶の中に入れるのは手間だし、なによりスマートじゃないという人にピッタリです。
ハイエースのセキュリティ対策はハイエースベースで
愛車が盗難や車上荒らしに遭ってしまうのはとても悲しいし腹立たしいことです。車両保険に入っていたとしても、被害は十分に補填されないこともあります。なにより心理的なダメージも大きいはずです。そうなる前に、防犯対策をしておくことをオススメします。
「自分の車は大丈夫」と思っていても、狙われてしまう可能性はゼロではありません。専門店であるハイエースベースのスタッフがセレクトしたアイテムを中心に、ひとつだけでなく複数を組み合わせるのがポイントです。ハイエースの盗難対策は、ハイエースベースにご相談ください。