加速感やトルクアップが期待できるハイエースのスロットルボディ交換
こんにちは、ハイエース大阪店の町田と申します。ハイエースと言えばエアロやボンネット、ローダウンなどのエクステリアカスタム、フレックスが販売しているオリジナルシートをはじめとするインテリアカスタムのイメージが強いですね。走りを強化するチューニングはハイエースではまだ一般的ではないですが、重量がある車だからこそパワーアップが見込めるチューニングもオススメです。先日、お客様からのオーダーでスロットルボディとマフラー交換のチューニング作業を行いました。チューニングの内容とその効果について紹介させていただきますので、皆さんのハイエースライフの参考にしてみてください。
ハイエース大阪店
町田 誠二
ハイエース大阪店に勤めて4年目の中堅セールス。ハイエース100系に乗っていた経験アリ。最近、1型ハイエースバンが納車されたばかりで、今後どうカスタムしていくのかを妄想するのが最近の楽しみ。
チューニングを施したハイエースバン
重い荷物を積載した際のパワー不足を解消するのが狙いでした
今回吸排気のチューニングを行ったのは4型のハイエースバン スーパーGL(ガソリン車)になります。仕事でハイエースを使うことが多く、日常的に重い荷物を積載するオーナー様で「もう少しパワーが上がれば気持ちよく走ることができるんだけれど…」というご相談から今回の作業となりました。同様にパワー不足を感じているハイエースオーナーの皆さんもぜひ参考にしてください。
スロットルボディとは?
エンジン内部に取り込む空気量を調整するパーツです
次に今回取り付けたTERAMOTO製ビッグスロットルの紹介をしましょう(ビッグスロットルは記事TOPに写っているパーツ)。その前にスロットルボディの紹介も必要ですね。ハイエースに限らず、どんな車にもスロットルボディというパーツが装備されています。車のエンジンは空気を取り込み、取り込んだ空気の吸入量に合わせたガソリンを電子制御で混ぜ合わせエンジン内部で点火、そこで発生した爆発力を利用して車を走らせます。
このエンジンが作動する仕組みのうち、空気をエンジンに取り込み、エンジン内部に空気を送り込むための通路がスロットルボディだと考えてください。スロットルボディにはエンジンに送り込む空気量を調整するスロットルというパタパタと動くフタがついているのですが、ノーマルと比べて大きなスロットルを備えているため、ビッグスロットルと呼ばれています。ノーマルからビッグスロットルに交換することで、エンジンに送り込める空気量が増え、(厳密にはそこまで単純ではないのですが)爆発力が大きくなることでパワーアップを図れるというワケです。TERAMOTO製ビッグスロットルは75,000円(取付工賃込)で、ノーマルのスロットルボディと交換で加工済みのビッグスロットルを取り付ける流れとなります。
なお、ハイエースの場合、スロットルボディは助手席の下に配置されています。ハイエースが運転席、助手席の下にエンジンを配置するキャブオーバータイプの車なのが上の写真を見るとよくわかりますね。ちなみに、エンジンに送り込む空気量を増やすチューニングは吸気系チューニングなどと呼ばれており、空気を取り込む際のエアーエレメントを交換するのも非常に効果的です(記事最後にエアーエレメントについても紹介しています)。
人気のハイエースワゴン・バン・レジアスエース
- 支払総額
- 386.8万円
- 車両価格
- 369.8万円
- 諸費用
- 17万円
年式 2021年(R03年)走行距離 10.4万km修復歴 なし車検 車検整備付色 パールホワイト
- 支払総額
- 622.5万円
- 車両価格
- 599.8万円
- 諸費用
- 22.7万円
年式 2021年(R03年)走行距離 1.9万km修復歴 なし車検 車検整備付色 グリーン
- 支払総額
- 449.4万円
- 車両価格
- 425.8万円
- 諸費用
- 23.6万円
年式 2022年(R04年)走行距離 0.8万km修復歴 なし車検 車検整備付色 ブラックマイカ
ハイエースのチューニングで燃費は悪くなる?
チューニング後の燃費はむしろ向上
実際にビッグスロットルに交換するとハイエースの走りがどう変わるのか、が気になりますよね。低回転(低速)でのトルクが太くなるのはもちろんですが、個人的には中回転以降の変化が大きいと感じました。今までと同じようにアクセルを踏んでも加速感が違うため、ノーマルに比べて低い回転数で走行することができます。チューニングというと燃費が悪くなるイメージをお持ちの方も多いでしょう。気持ちよく加速するようになるため、踏み過ぎると燃費が悪くなることもありますが、今までと同じペースで走るとむしろ燃費は向上します。今回のハイエースバンの場合、ビッグスロットルに交換前のお客様の燃費は8.6km/Lでしたが、交換後にいつも通りに走っていただいた燃費は10.1km/Lでした。高回転を多用する高速道路の運転が多い方なら、もう少し燃費は伸びるのではないでしょうか。
吸気チューニングの後は排気強化がオススメ
定番人気のガナドールマフラーをチョイス
一般的な車の場合、吸気、排気、エンジンをバランス良くチューニングすることで相乗効果が見込めます。ハイエースの場合、エンジン制御プログラムを書き換えるECUチューニングもありますが、そこまでする方はほとんどいません。ただ、ビッグスロットルなどで吸気を強化したならマフラーなど排気系も強化したいですね。エンジンから排出される排気ガスの流れもスムーズにならないと、吸気を強化した効果が限られてしまいますから。今回のお客様の場合、ガナドール エコテンマフラーで排気もしっかりと強化していただき、チューニング効果がさらに体感しやすくなりました。マフラーはガナドール以外にも選択肢は豊富ですから、デザインや価格からお好きなモノをお選びいただけます。
ハイエースの吸排気カスタムには別のメニューもあります
ハイエースの吸気をさらに強化する交換用フィルター
下記はハイエース大阪店での作業ではなく、埼玉県のハイエース桶川店での作業で、写真を借りて紹介しますね。どんな車にもエアーエレメント(エアーフィルター)と呼ばれるパーツが組み込まれており、エアーエレメントとはエンジン内部に空気を取り込む際に汚れた空気が侵入しないように、埃などを除去するために設けられたフィルターです。エンジン性能を上げるためには吸気、排気、エンジンの3点を改善することが重要なのは上述しましたが、スロットルボディと同じく吸気部分を強化するのがハイフロータイプのエアーエレメントです。ハイフローとは「空気が多く流れる」ことを意味しており、ノーマルより多くの空気を取り入れることができます。ハイエース桶川店で取り付けたのはトヨタ86やスバルBRZなどでも実績のある「brado ハイパーチャンバー」になります。価格は54,000円(税、工賃別)です。今回作業したスロットルボディやマフラーに加えて、エアーエレメントを交換するのも吸排気の強化にはオススメですよ。エアーエレメント交換は吸気音もノーマルと比べてかなり迫力のある音に変わるので満足度が高いチューニングの1つです。参考までに交換の様子を下記で紹介しますね。スロットルボディは助手席下に設置されていましたが、エアーエレメントは空気を取り入れやすいよう車体前部に設置されています。
店舗案内
ハイエース大阪店
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